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2021.1029 O.A 「今回は林田健司のこと」 [varied stories]

田伏伸次さん(レコーディングスタジオクーパー代表)
https://studio-cooper.jp/

林田健司氏の30周年ツアーが始まります。11月22日には大阪、12月2日には東京、そして12月10日は札幌と。全てのツアーに参加なさっているpopo氏。
そもそも2011年に始まった東日本大震災復興支援歌プロジェクト「みんなの音がさね」から林田氏との距離がぐんと縮まった感じとおっしゃっていました。
もちろんそれまでにもお付き合いはあったのですが、そこからツアーにも参加し、様々なプロジェクトを一緒になさっています。
「いのちのはこぶね」でもたくさんお世話になりました。
そんな20年近いお付き合いの中で林田健司像について伺いました。
「感受性豊かで、ある意味子供っぽいところもあって、でも音楽に関してはずば抜けて素晴らしい方です。」
今回の「Traveler」というアルバムは石垣島でほとんどレコーディング、ほぼ林田健司氏お一人で音を作られた感じと。
ミックスは東京で、マスタリングはロンドンで。「素直に聞くことのできる感じです。健司氏がご自身と向き合って作れた感じがして
人間味のあるアルバムに仕上がっています。ぜひ聴いてみてくださいね。」
このアルバムを聴いて旅に出ることをイメージしたり・・・
あるいは人生を振り返ってみる旅を感じたり・・・
popo氏にオススメの1曲を伺いましたが、1曲に絞れないみたいで。それくらい渾身の作品に仕上がった健司氏のアルバム。チェックしてみて〜!!
※写真は田伏伸次氏からお借りしました。
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2021.1028 O.A 邦楽  [chord 5]

・ワインレッドの心 / 安全地帯
・真夜中すぎの恋 / 安全地帯
・マスカレード / 安全地帯
・碧い瞳のエリス / 安全地帯
・恋の予感 / 安全地帯
・I Love Youからはじめよう / 安全地帯
~今回は邦楽一般。 安全地帯特集です。
セレクトは村田氏。出演 村田氏 & midoriでお送りします。

釧路沿岸の潮汐流(黒田 寛編) [fun science]

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今回は釣り人必聴!の話題です。釧路沿岸の潮汐と潮流のお話。こちらは海水が月と太陽に引っ張られることにより発生しています。
潮汐は水位の変化を表し、潮流は流れの変化を表します。一般に知られているのは、海の水位は一日2回上下すること(満潮干潮)が6時間ごとに繰り返され、
約半月に一度は大潮と小潮があります。潮流は好漁と不漁を分ける要因になることもあり、潮流すなわち潮をどう読むのかという事が、腕の良し悪しにもつながると。
潮が早い時間に餌を食べる魚がいたり、潮が動き始めた時間に餌を食べる魚もいるそうです。
最近では潮流を予想するための携帯アプリもあり、それを活用して釧路沿岸で釣りをなさっている方もいらっしゃるはず。
でも実はそのアプリ、道東の太平洋沿岸では一部の海域を除いてほとんどあてにならないそうです。「私が知る限り、ほとんどのアプリは基本的には潮汐=水位に基づいて潮流=流れを予想しているからです。釧路の限られた場所以外は潮汐と潮流がまるで独立したかの様に変化しているんです。」
通常は水位が満潮になる時と干潮になる時は1日に2回。ところが、尻羽岬での潮流を見ると、一日1回、東向きの流れが強まったり、弱まったりする時がある。
満潮は1日2回なのに・・・???潮位と潮流がまるで独立したかの様な動きをしている、これが釧路沿岸の代表的な潮汐と潮流の関係なのだそう。
その原因は、潮位を支配している波動と、潮流を支配している波動が2つ共存している事。波動は波ですが、その大きさが200~10000kmという大きな波のことです。
ただ、潮位を支配している波の大きさは約10000km、潮流を支配している波の大きさは200kmほど、二桁も大きさが違うのです。
さらに、この釧路の潮流は北方四島周辺で発生しているのです。国後水道や択捉水道で強い潮流が生じ、この強い潮流が200km程度の波を作り、道東までやってくることで釧路沿岸の不思議な潮流が発生しているそうです。
「潮流を極めたい方は、潮汐表に記載された新月や満月日をみるのではなく、N.S.E記号を見て下さい。月が、N:北回帰線上、S:南回帰線上にある時に、釧路沿岸の潮流はいわゆる大潮、月がE:赤道上にある時には小潮になりますので、これらを参考にされると釧路沿岸での爆釣王になれるかもしれません。」

キタサンショウウオの危機!(照井 滋晴編) [nature treasure]

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キタサンショウウオの生息地に調査にいき、愕然とする出来事が・・・。調査地付近の別の生息地の一部が更地になっていたそうです。
その周辺の水域はキタサンショウウオの繁殖水域だったのです。近年は似た様な事例が多く、数年前にも今回の側で同じ様な事ががあったそうです。
その時にもキタサンショウウオの生息地の一部にいきなり盛り土ができ繁殖水域に土砂が流れ込みました。理由は太陽光発電所の建設。
近年は湿原のあちこちで太陽光発電施設の建設が進んでいるので、今回の件もおそらくそうだったのでは?と照井氏。この太陽光発電施設の建設が急増したのは
2011年頃から。東日本大震災があり、福島原子力発電所の事故がありました。これを受け、再生可能エネルギー特別措置法が制定され、
翌年の7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が本格的に導入され、これを契機に全国的に太陽光発電事業が拡大。現在、釧路湿原を擁する4市町村(釧路市・釧路町・標茶町・鶴居村)においても、稼働中もしくは稼働予定の太陽光発電施設が761箇所。そのうち31箇所がメガソーラーと呼ばれる大規模太陽光発電施設なのです。
太陽光発電自体はこれからの日本には必要なものだと思います。ただ、導入する場所によっては、土地の改変や環境の変化が野生生物や景観に与える影響もあるという事を忘れてはならないのです。太陽光発電所の運用に必要な粉塵抑制剤や防錆剤、融雪剤、除草剤等々が生物多様性に影響を与える可能性や施設の建設に伴う野生生物の生息地の喪失や分断化、外来種侵入の促進等が懸念されます。キタサンショウウオは釧路市の天然記念物なので保護されているはず、でも不思議な事に突然生息地がなくなって
しまうという現実。それ自体の知名度がないことはもちろんですが、まだまだキタサンショウウオがどこにいるのかわかっていないという現状があるそうです。
生息地であるという情報がない場合、そこには天然記念物なんて生息していないものとして工事が進められてしまっていたのです。
「今後どの様にしてキタサンショウウオの生息地を守っていけばいいのか日々悩んでいます。 できることなら、現在確認されているキタサンショウウオ生息地の全てを買い取ってしまいたいと思いますが、現実問題としてそれは難しい・・。 でも、本当に早く対処しなければいけない問題で、今後生息地の保全の為、寄付を募る様な活動をする事になるかもしれません。 太陽光発電所建設の問題はキタサンショウウオに限った話ではなく湿原に生息する全ての生き物にとっても脅威ですし、湿原の景観を損ねる問題なので、今後観光にも影響してくるかもしれません。 太陽光発電自体は、とても有用なものだと思いますが、環境を守る為に環境を破壊するという今の状態は
地域の一人一人が考えていかないといけない問題なのかなと思います。」
※写真は照井滋晴氏からお借りしました。

looking back on his artwork [close to you <art編>]

羽生輝展では5つの章から構成された展示をしています。今回は章ごとのご紹介です。
第1章:画家へと歩みだす〜日本画への憧憬
6歳の時に東京から釧路へと移り住み、釧路で画家への夢を膨らませたのです。大学では油彩画を専攻し、久本春雄の家に出入りするようになってから影響を受け、
日本画への思いを強くします。その久本氏は彼に技術的な手ほどきはせず、画家としての心構えを熱心に説いたそうです。
「知っていて誤魔化すのと知らないで誤魔化すのは違う」と写生による徹底した対象の把握を重視し、自身の制作を通じて絵と向き合う姿勢を教わったのです。
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第2章:挑戦と迷い〜自身のモチーフを探して
海岸、岬、番屋といったこれまで描いてきたモチーフを吟味し、厳選して描き出す・・原点に立ち戻りながら新しい構成を探る道に出ます。
モチーフが現れては消え、また現れるといった地道な繰り返しの作業。その中から彼独自の何かを見つけるのです。
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第3章:静寂と温もり〜五感を澄ませて
厳冬期に制作を進めることが多かった彼は、冬の海岸風景の中からあえて、海と平野に挟まれた漁村に目をつけます。
人々のささやかな営みが風雪厳しい画面に中に息づきます。ところが「あんたの絵からは魚の匂いがしてこねえんだよな」と言われた言葉に身を硬くし・・。
姿や形だけではなく匂いや寒さ、風の切る音までが絵から伝わるようにデッサンを繰り返すことに。
自然を体に刻み込み描くことで、それは自分の表現方法を探ることに繋がっていくのです。
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第4章:海霧を描く〜見えない海を感じるように
原田康子の新聞小説「海霧」の挿絵を担当した縁で、明治時代の北海道の資料と向き合い、今はない原初の自然の姿を再発見することになります。
釧路川河口にあった岬「オダイト」。砂州と岬が連続していたという姿を想像すると、人の手が及んでいない荒々しい断崖の姿が深い霧とともに
彼の心の中に浮かび上がりました。この挿絵連作をきっかけに海岸線から岬へ視線がうつっていくのです。そしてもっと先の・・・。
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第5章:湿原からふたたび浜辺へ〜悠久の岬を望む
2000年半ば以降、釧路湿原を繰り返し取り上げるようになります。
2014年からの4年間は四季折々に繰り広げられる湿原の姿をとらえた連作を発表。
彼にとっての長年の課題でもあった釧路湿原。そこには夕日が必ず描かれている・・・。
浜辺と湿原を往還し、悠久の岬を望みながらこれからも深遠な絵画世界を追求し続ける姿を最近の作品からは見て取ることができる。
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「何を、どう描くのか」という自問自答を繰り返しながら、この土地に身を置いて制作することの意味を追求し続けてきた羽生氏。
その作風の移り変わりや表現の深まりを感じることができる展覧会です。
藤原学芸員曰く「作品世界は彼の弛まぬ努力や表現力はもとより、釧路・道東の変化に富んだ地形や、海霧と乾いた風雪に見舞われる気候、
そこに生きる人々の飾らない姿や温かい心が、育んだものでもあるように感じてならないのです。」
(羽生輝展は12/8まで北海道立釧路芸術館で開催中)

2021.1027 O.A 釧路ひがし耳鼻咽喉科 院長 小原修幸氏~2~ [close to you <dr.編>]

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間も無く開院する小原氏に今回は病院について伺いました。4年前に道東の自然に憧れ、耳鼻科医も不在の中標津へいらっしゃり、その中標津で開業をしようと考えていたそうですが、家庭の事情でキャンセルに。 ところが釧路で開業して欲しいという声がかかるようになったそうです。
中標津を離れることに大きな迷いはあったそうですが、釧路で開院すると根室管内の患者さんにも来てもらえるのでは?とも考えたと。できるだけ多くの患者さんの診療に関わりたかったというのが根底にあるのでしょう。
どんな病院を目指しているのでしょう? 診療に関してはこれまでの経験や知識、技術をを活かしていけば良いとおっしゃっていました。
「病院というのは待ち時間が長いですよね?それをどうにか解消したいと考えていました。予約システムを最新のものにして、LINEで予約・呼出ができ、私の診察スピードに合わせて患者さんにお越しいただくと待ち時間の短縮ができるのではと思ったのです。LINEはもちろん、WEB上での予約、また、プッシュ回線を使っての予約とそれぞれ患者さんの一番やりやすい方法を選ぶことができる感じです。また、診察後もセルフレジやキャッシュレス決済など待ち時間の短縮と感染拡大対策もしました。 」
病院で特化したことは、できるだけ正確に診断できる様に、耳鼻科用CT・エコー・甲状腺機能検査等、できる限りの診断機器を導入なさった事。
さらに設計をしている頃にコロナ禍になり、建築も感染対策を考え、換気に配慮して発熱患者さんの入口や新型コロナの検査も出来るようになさったそうです。
PCR検査が有名になりましたが、PCRと同じ核酸増幅法を用いた検査機器をいれ、PCRと遜色のない感度でコロナの検査もできるそうです。
釧路に住むのも、働くのも初めて。今後は仕事に関してはまず釧路の医療事情を知り、早く地域に馴染んでいきたいとおっしゃっていました。
また、プライベイトでは、しばらくはコロナ禍でもあるし時間的な余裕もないかもしれないとおっしゃりつつ、落ち着いたら釧路の美味しいものを食べに出かけたいと笑顔でお話ししてくださいました。

アイラモルツ(中村 隆文編) [varied experts]

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新刊『スコッチウイスキーの薫香をたどって』(晃洋書房)が先月出版になりました。
今回はその記念でアイラモルトについて語っていただきました。
スコットランドのアイラ島にある蒸溜所で作られたウイスキーをアイラウイスキー、アイラモルトと呼びます。アイラはモルトウイスキーのみ。
アイラ島はウイスキーの生産が島の重要産業になっているそう。気候は比較的温暖で、大麦の生育に適しているとか。
また、島の1/4ほどが厚いピート層に覆われ、良質な水に恵まれ、ウイスキーが盛んに作られたそうです。
島には9つの蒸溜所が存在し、ほとんどが海沿いに建っているそう。それは海からウイスキーを輸入したから。
ですから海から見てわかりやすい様に白い建物に黒字で大きく名前が書かれています。アイラモルト、非常に個性的。ヨード臭、スモーキーな感じ、ピート臭が特徴的。
ピートとは、泥炭。植物や水生植物などが炭化したもの。そのピートをウイスキーの原料である大麦麦芽を乾燥させる際に燃料として使うのです。
大麦麦芽にピートの香りが強く染み込むことで、その風味がウイスキーに色濃く反映されるということの様です。
アイラ島の9つの蒸溜所のうち、ボウモアとラフロイグについて教えていただきました。
ボウモアは、1779年創業でアイラ最古の蒸溜所。日本には、ウイスキーをテーマにした村上春樹のアイルランド旅行期「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」で有名になったかもしれません。ここで牡蠣にウイスキーを垂らして食べるというトレンドが生まれた?
ラフロイグは、アイラモルトでは1番の売上を誇るそう。1番有名なアイラウイスキーであり、アイラを代表する蒸留所と言っても過言ではなさそう。
独特のスモーキーさは正露丸に例えられる事も。ラフロイグを好きになれるかなれないかで、アイラを好きになるかが決まるといっても過言ではないと言われているとか。
中村氏の本は単にアイラモルトのことを言っているのではなく、その歴史や文化から考察した内容になっています。
「お気に入りのスコッチを片手に、楽しみながら読んでもらえればと思います。飲まない人も、紅茶文化やスコットランド料理の話等もあるので楽しんでもらえれば嬉しいです。スコットランドの美しい写真もたっぷりですよ。僕が撮ったものですので・・・。」
※尚、写真は中村隆文氏からお借りしました。

2021.1022 O.A 「目指すはデスティネーションホテル」 [varied stories]

達川慶輔さん(ゲストハウスオーナー)
https://thegeek.jp/

コロナが流行り人々の生活に変化が生じ、観光業にも様々な流れが生まれてきたそうです。
まず、マイクロツーリズムという言葉。自宅から約1時間圏内の地元や近隣への短距離観光のことを言います。
新型コロナウイルスによって打撃を受けた観光業界を救う手段の一つとして、株式会社星野リゾートの代表の星野佳路氏が提唱しました。
2020年の新型コロナウイルスの流行を背景に、人の移動と「三密」を避けながら観光を楽しむための手段として注目が集まっています。
観光業の需要の変化にも色々なことが・・・。コロナ禍でリモートワークが注目され、多拠点の居住が増えました。
東京からの転出が40万にも及んだそうです。そのためホテル関係ではそのニーズに応えるために策が練られています。
例えば、セカンドホームサブスクリプションや定額住み放題プラットフォーム、サブスク宿泊施設登録サービス等。
今までのホテルの概念をどこかに吹き飛ばずような企画です。サブスクは最近色々な方面で聞く言葉ですが、この業界にも広がってきた感じです。
さらにはアドレスホッパーといってホテルに住み自宅を持たない方々もいらっしゃるそうで、そういった方々に対応したホテルもあるとか。
また、ホテルが託児所やライブハウスとして活用するところもあるそうです。
需要が多岐にわたることで、それに対応するホテルも変化に富んできたといった感じでしょうか。
さて、THE GEEKはどこを目指すのでしょう?
「デスティネーションホテルです。まさにTHE GEEKが旅行目的地になることです。THE GEEKに泊まるから釧路にいく・・・みたいな。
そうなれるように日々まだまだ頑張ります!!」
※写真は達川慶輔氏からお借りしました。
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2021.1021 O.A BAND [chord 5]

・Ring Ring / ABBA
・She's My Kind Of Girl / ABBA
・Waterloo /ABBA
・King Kong Song / ABBA
・Mamma Mia / ABBA
・SOS / ABBA
・Dancing Queen / ABBA
~今回のバンド編、再結成という事で、ABBA特集です。
「ギリギリバンド編かな?」と河口氏。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演、河口氏&midoriでお送りします。

汐見は汐見層が綺麗(境 智洋編) [fun science]

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汐見層の模式地。一番最初に命名した方が汐見に出ている地層なので汐見という名前がついているそう。
海岸に降りて来て東に向かって歩いてみました。見えている露頭そのものが全部汐見層。
ただ、汐見層といっても層がたくさん見える。全部を総称して汐見層といっているのです。
よく見ると泥岩のところもあり、砂岩もあり、その途中の過程のものもある。ただ、岩質が違うというのが想像できます。
汐見層はこの辺りに出てくる一番古い地層。この下が白亜紀の地層に変わっていく地層になるそう。
この辺一帯は4000万年くらい前の地層を見ているということになるのです。
海岸にはグレーの薄めの大きい礫がゴロゴロ。まるで漬物石みたい・・・と。
汐見の周辺は地滑りが起きやすい場所だそう。多分汐見層の面が滑りやすいところがあるのかも。
色々な力が加わっている所なので、縦に亀裂が入ったり、ずれて崩れたり。
この汐見層の中に模様が入っている礫があります。おそらく生き物が棲んでいたりした跡。それから貝化石が入っているのが見えます。
この地層から新種も見つかったりしているそうで、今後調べられていくと新しい化石が出てくるかもしれません。
そうなると、この辺の環境もわかり色々なことが判明していくことに繋がるかも・・・。