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fighting with paper [close to you <art編>]

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高校2年の夏にメルボルンに留学し、そこで出会った先生の影響が非常に大きく、この世界へ入りました。
幼少時折り紙が好きだったこともあったそうですが、紙を使った造形、インスタレーションの制作をなさっています。
表現したいものはまだ模索中と・・・・・「フォルムは複雑。でも山折り、谷折りという単純作業なんですよ。紙と格闘している感じです。」
そこから見えてくるもの、見たいものを追い求めている感じと。ただ、「これだ!!」というものにはだんだん近づいている感じがするともおっしゃっていました。
紙はもともと平面、それが立体になっていく変化。さらに直線だけど曲線に見えていく変化。それが紙ならではの特徴なのかもしれません。
「アートって平和の象徴の様な感じがします。アートのあるところに平和があると思いますし、心も豊かになるなと思っています。
ですから、その様なことで少しでも広まればと・・・。その気持ちはいつも心の底にあって制作活動は続けています。」
最初に私が出会った加藤氏の作品はとても大きくインパクトがあり、圧倒されたことを思い出します。
紙という媒体で自らを表現する。紙の多様性、不思議さをあらためて教えていただいた感じです。
紙以外の素材にも興味があり、現在もプラスティックを使ったりということもあるそう。ただ、紙の魅力はやるほどに感じてくるのかもしれません。
次々と生まれるアイディアをどんな形で表現していくのか・・・まだまだこれからが楽しみな作家さんだと思いました。
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※尚、写真は加藤かおり氏からお借りしました。(写真撮影:塩原真氏)
(加藤かおり〜進〜展は5/16まで帯広 六花亭本店3階 弘文堂画廊で開催中)

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