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2024.0508 O.A 釧路赤十字病院 内科 古川真氏 [close to you <dr.編>]

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年末年始にかけて、スリランカにいらっしゃったそうで、今回はそのお話し。
実は大体11月くらいで雨期が終わり、乾期に入っているはずだったそうですが、まだ雨期があけてなく、スコールのような雨に歓迎されたとのこと。
スリランカはSerendipity(セレンディピティー)の島と言われているそう。偶然の出会い、自分では想像もしていないような素晴らしい出会いができることをセレンディップと言うそうです。
その中で有名なのがシーギリアロック。島の真ん中あたりに切り立った丘があり、その頂上に王宮の跡があるそうです。かなり急な狭い階段をのぼる時から雨が激しく降り始め、傘はさしても意味がなく、痛い雨に打たれ、ある意味一生忘れられない体験だったと。晴れたのは降りてから・・。
古川氏はカレー大学でカレー伝道師という資格を持っているくらい、カレーがお好きとのことで、スリランカではカレー三昧の日々だったそうです。
スリランカカレーの特徴は、単独にカレーを作り、1つのお皿にそれをのせて、徐々にそれを混ぜ合わせながら食べるという形。組み合わせは限りなく・・・。
セイロンティも美味しく、今まで飲んだ味とは違ったそうです。リプトンさんがセイロン島に茶畑を作り、とにかく美味しいのでブランド化しようとできたのがリプトンティーとのこと。
「僕、あちらに行ってから知ったのですが、結構日本と関係が深いのです。日本を救った大統領がスリランカの初代大統領のジャヤワルダナさんという方。
1951年にサンフランシスコ講和会議があり、買った国が意見表明をする時に、ジャヤワルダナ氏は<日本は戦争をして負けた国だし、悪いことをしたかもしれないけれど、ブッダの言葉に憎しみは憎しみによって消え去ることはない。ただ愛のみによって消え去るのですというものがあります。だから日本を許しましょうよ。>
と言う演説をした方なのです。そこで、他の国も賛同し、いわゆる戦勝国と言われる国もあまり無下なことを日本にしないようにしようとなってくれた有名な演説なのです。鎌倉に銅像が残っているとか・・・。」
スリランカは北海道の0.8倍の大きさで、人口が2000万人。中でもコロンボに人々が集中しているそうです。そこだけ大都会。
海もとても綺麗でぜひまた行きたい!!とおっしゃる古川氏でした。

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