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2021.1124 O.A 釧路こうわクリニック 院長 小笠原惇氏 [close to you <dr.編>]

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12月1日、間も無く開院する小笠原氏にスタジオにお越しいただきました。医師を目指した時からいずれは釧路でクリニックをやりたいと思われていたそうです。今までは釧路孝仁会記念病院で5年勤務し、急性期の患者さんも数多く診察し、そろそろ今回の開院の運びになったとおっしゃっていました。「今まで働かせていただいた病院は循環器をメインとした比較的大きな病院が多く、重症な心臓関連な患者さんが多かったのです。当然その目の前の病気を直していくというのがまず第一なのですが、やはりその病気になってしまった経緯が必ずあるんですね。例えば高血圧とか、コレステロール、糖尿とかその様な疾患が積み重なって心臓の病気を発症してしまっていることが多いので、一次予防、二次予防等に力を入れて診療を続けていきたいというのが今の目標です。」血液の検査等は少しの血液で検査ができ、なおかつ短時間で結果が出る様な機械を投入し、少しでも患者さんの負担を少なくなる様な事を考えたそうです。
専門は循環器内科、その中で多い症例について教えていただきました。大きな症例としては心不全。循環器の中でも慢性の心不全も今後パンデミックになってくるということが言われているそうです。心臓が原因で、例えば息が苦しくなったり、脚がむくんでしまったり、その様な症状が出てしまう状態の事を心不全状態というそう。必ず心不全には原因があり、例えば昔心筋梗塞をして心臓が悪くなってしまったとか、心臓の中の弁が悪くなってしまったとか、心臓の筋肉に何かしらの障害があり心筋症になってしまったとか。かなり多岐にわたる疾患が裏にはあるそうです。
それを防ぐには・・・日常生活も非常に大事。でも薬も重要と。心不全の薬は小笠原氏が医師になった時から去年一昨年位まではほとんど変わっていなかったそう。それが2年位前から新しい薬が出てきて、その薬を飲むことにより寿命を伸ばすことができるという結果が出てきているので、かなり革新的に薬が進んでいるとおっしゃっていました。また、機械も進んでいて様々なタイプのものが出ているそうです。「クリニックに行くまでもないかなと迷った時に、あそこの先生に相談してみようと思ってもらえる様な敷居の低いクリニック、思っている事を言える様な関係を築いていける様な病院にしたいです。これから在宅診療もやっていきたいと考えています。」

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