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2024.0112 O.A 「この冬の序盤・・・」 [varied stories]

逸見光寿さん(写真家)
https://coju.info/

暖冬で、コンディションを読むのが難しいと逸見氏。「アイスバブルはかなり苦戦しました。湖が結氷しない上に、結氷するかしないかのタイミングでまとまった降雪が・・・。目先を変えて、こんな時しか撮影できない被写体を探しました。」
1:ヤウシュベツ川河口
国道244号に架かる万年橋から望む風景が美しい。青空を映す水鏡の青も美しいが、夕暮れ時は息をのむ絶景に。この日は夕日だけではなく、風蓮湖側のヴィーナスベルトがすごかったと。ヤウシュベツ川は風蓮湖に注ぎ込み、その河口は別海十景に認定されている。
2:尾岱沼
撮影した日は12月にもかかわらず10度を超える気温。冬霞というより、まるで季節外れの春霞?無風で、ぼんやりした風景が水鏡に映る。この野付湾は「日本のウユニ塩湖」みたい。長時間露光で水面を際立たせた。厳冬期は結氷し、水平線ならぬ氷平線が現れる。
3:阿寒湖
冷え込んだ晴れた日に、空気の温度より水温が高いことで、水蒸気が発生し霧となる現象。けあらし。条件の整った日の夜明け前から撮影し、見事なけあらしを捉えることができた。
4:錦沼
今シーズン、オンネトーのアイスバブルがほぼ全滅だったので、ふと行ってみた場所。するととんでもない風景が待ち受けていたと。一度目は雪が多少降った時期で、倒木と雪のコントラストが絶妙。二度目は雪が積もった状態。雪の白の合間に沼から流れる小川のオレンジ色が鮮烈。
※写真は逸見光寿氏からお借りしました。
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