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2024.0209 O.A 「オタマジャクシとオーストラリアデー」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

オーストラリアでは12月から2月までが夏です。シドニー周辺は1月中旬までどちらかというと涼しい日が多かったそうですが、それ以降は30度超えの日が多くなっているとか・・・。
昨年11月の放送で、自宅の裏庭の水槽にオタマジャクシが大量に発生!という話を伺いましたが、依然として育てているそうです。大半のオタマジャクシは近所の池に放したそうですが、昨年12月の中旬には大きくなって後ろ足が出たオタマジャクシを見つけたと。毎日エサをやり、もうこれは正式にペットだということで、名前をつけたそうです。どんな名前かは放送をお楽しみに!!このオタマジャクシは普段は石の陰に隠れていて、動きがすごく早く、1秒で50センチは進む感じと・・・。その後、もう1匹、後ろ足が出た別のオタマジャクシを見つけ、こちらも名前を付けたそう。ところが、 その直後に3泊4日でタスマニア旅行に行き、帰ってきたら2匹とも前足が出ていたそうです。「これは楽しみ、と思っていたのですが、次の日に1匹がいなくなり、その次にもう1匹も見えなくなってしまいました。まだ外に出るには小さいと思うので、おそらく・・何か他の動物のお腹に入ったのかも〜。まだオタマジャクシがいるので、今後こそカエルにして旅立って欲しいと思っています。」
さて、毎年1月26日の国民の祝日、オーストラリアデー(建国記念日)があります。
この日は、1788年1月26日にイギリス海軍の艦隊がシドニー湾岸に上陸し、オーストラリアを植民地にした日を記念しています。毎年この日は、全国各地でさまざまなイベントや、各自治体でオーストラリア国籍を取得した人たちのセレモニーが開かれ、オーストラリアの国旗やナショナルカラーである黄色と緑を身に付けている人も少なくないそう。季節は夏なので、屋外でバーベキューパーティーをしたり、ビーチでくつろいだりして過ごす人も多いとのこと。
一方で、オーストラリアの先住民アボリジニにとっては侵略された日であり、土地や文化が失われたとして抗議する人たちもいるのも事実としてあるそう。 このような背景から、現在のオーストラリアの与党、労働党(レイバーズ)は、これまで1月26日に行われてきた市民権授与式を、別の日に行えるようにするよう法律を改正したそうです。このため、今年のオーストラリアデーでは、全国でおよそ80の地方自治体が、年に1度の市民権授与式を1月26日から他の日に変更することを決めたとおっしゃっていました。
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
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