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人生に1度?!今まさに美食チャンス到来!!(黒田 寛編) [fun science]

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5.jpg 最近はサンマが獲れずマイワシが豊漁という話題をよく聞きます。2020年代、日本の太平洋側でマイワシが増えているそう。
今回は題して・・・人生に1~2度。今まさに美食チャンス到来!!
1930年代や1980年代にもマイワシが増えたことが知られていて、40~50年間隔で増減を繰り返してきたそう。
大きな増減を繰り返すのがマイワシの特徴とのこと。それが今!!ということ。
イワシには3種類いて、今回のマイワシ、そしてカタクチイワシ、そしてウルメイワシ。
中でもマイワシ、特に釧路沖で獲れるマイワシは脂が乗って大きくて美味。
缶詰も販売されています。「まだ食べたことない方はぜひ一度食べてみて下さい。小骨も気にならず、めちゃくちゃ美味しいですよ。さらにDHA、EPA、現代人に不足しているαリノレン酸(ω3脂肪酸)がたっぷり。健康にも最高の食材です。」
このマイワシと逆の変化を示す魚がカタクチイワシ。
マイワシは英語でsardine(サーディン)、カタクチイワシはanchovy (アンチョビー)。
オイルサーディンとアンチョビポテトの原料はマイワシとカタクチイワシなのです。マイワシが増加するとカタクチイワシが減少するそうです。
釧路でとれるマイワシ、実は生まれが黒潮域。黒潮の温かい海で卵が産まれ、海流に流され冷たい親潮域まで偶然やってきた魚が、そこでたくさん餌を食べ成長して、
釧路近くにやってきて・・・捕獲されるのです。運よく漁獲されなかったマイワシは再び黒潮域まで泳いで、冬に卵を産み、その子供が成長して、再び釧路にやってくる。
そんな世代交代をしているそう。「・・・ということで釧路でとれるマイワシは壮大な旅を続けてきた魚なんです。なんとなくロマンを感じませんか・・・。」

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