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annormal world 2 [close to you <art編>]

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高校3年生で漫画家デビューをした安野モヨコ氏。少女漫画誌と契約していたそうですが、23歳で独立し、フリーの漫画家に。
20代女性向けの漫画雑誌に描いた「ハッピーマニア」が大ヒットし一躍有名になったのです。
その後、多数の連載を同時進行で進め、ヒット作を連発。週刊誌の記者を主人公にした「働きマン」と魔女の女の子が主人公の「シュガシュガルーン」は
ほぼ同時期に描かれました。
体調不良や鬱を患いながらの執筆活動中、2008年に仕事をセーブすることを決めます。ただ、「オチビサン」だけは新聞に週1回描き続けていました。
彼女が住んでいた鎌倉の豊かな自然の中で暮らすキャラクターを描いたのです。それを描きながら自身も癒されていたのだと・・熊谷氏。
そして大変な時に彼女を支えたのが、夫の庵野秀明氏。思うように仕事ができない、辛い時期を乗り越える大きな支えになったのです。
2013年11月から「鼻下長紳士回顧録」で5年8か月ぶりに連載復帰しました。この作品は2020年、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。
フランスパリの娼館を舞台に、主人公が小説家を目指して奮闘する作品。
今までは読者が求める作品を描き続けた彼女が、自分が楽しむため、自分も楽しいと思える漫画を描いた作品です。
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(アンノーマル 安野モヨコ展は9/20まで北海道立釧路芸術館で開催中)

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