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オオジシギ可愛すぎる!!〜special version〜(齋藤 慶輔編) [nature treasure]

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親とはぐれたと思われるオオジシギが収容されました。
実はこれまでにもオオジシギはセンターに収容されることがあったそうですが、なかな餌を食べずに死んでしまったそうです。
今回はスタッフの熱い愛情に応えてスクスクと順調に大きくなってきました。
最初は40gくらいの手のひらに乗るくらいの小さな小さなヒナだったそうです。
どうやったら餌を食べてくれるのか毎日奮闘の日々が続いたのです。最初は離乳食みたいなものを与えたり、その後はピンセットの先から食べてもらう様にしたり、
そして今度は自分で土の中から餌を食べてもらう様にしたり・・・。さらに1日50~60匹のミミズを食べるそうですが、そのためにスタッフがミミズを探したり。
毎日ほぼずっと食べているので、そうしないと死んでしまうので、朝と夜の人間のサイクルを調整したりして全員で育ててきたのです。
なかなか近くで見ることのできない鳥ですし、本来ですとそろそろオーストラリアに帰っていく時期でもあります。
今後きちんとした動物園で飼育していただくことになるのか?まだ思案中とのことでしたが、放送の頃にはある程度は決まっているかもしれません。
オオジシギは道東にお住まいの方にはご存知の方も多いかもしれません。全長約30cm、日本で繁殖しオーストラリアで越冬する渡り鳥です。
北海道を主な繁殖地としていて、本州や九州、ロシア極東の一部でも繁殖が確認されているそうです。
環境省版レッドリストでは、本州中部で生息地が減少しているという理由から準絶滅危惧種となっているそうです。
また、北海道でも十勝地方で行なわれた調査で、1978~91年と2001年を比較して個体数が減少していることが指摘されているそうです。
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

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