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hokkaido bank collection [close to you <art編>]

IMG_5245.jpegIMG_5246.jpegIMG_5249.jpeg
IMG_5250.jpeg 私たち道民に馴染みのある北海道銀行のコレクションの展覧会です。
北海道銀行は初代頭取の島本氏が木田金次郎の作品に感銘し、設立当初から北海道ゆかりの作家を支援する活動を
行ってきたそうです。「道民が自分たちの地域に育った北海道の芸術を強く求めていることを感じ、
進んでこれに力を貸すことが企業としての社会的な責任である」という言葉を残しています。
北海道銀行のコレクションとしては800点以上、そこからの選りすぐりを33点展示。
油彩が多いそうですが、他には木版画、エッチング、彫刻など。
中には展示会場の天井に届くほどの大きな作品もあるそうです。
津田氏オススメは、佐藤忠良の島本融氏之像。小谷博貞の防雪林I。本郷新のライラックをかざす乙女。
藤野千鶴子のリラの花咲く大通り。
北海道銀行の取り組みは作品収集をはじめとして、若手作家をはじめとした美術展への助成やコンサートの企画等も実践。
この様な支援は、結果として北海道美術を築いていった作家たちを支えることに繋がりました。
「今回の展覧会を見ていただいて、北海道にこんな作家がいた、こんな作家がいるんだと気づいていただけると嬉しいです。」と津田氏。
この北海道銀行コレクションは1階での展示になりますが、2階ではスポット展示を行っています。
こちらでは、三岸好太郎の「飛ぶ蝶」を1点展示し、その「飛ぶ蝶」をテーマにすずきもも氏が新作絵本を書き下ろした、その原画を展示しています。
※尚、写真は北海道立三岸好太郎美術館 津田しおり氏からお借りしました。
(北海道銀行コレクション展は11/23まで北海道立三岸好太郎美術館で開催中)

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