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汐見は汐見層が綺麗(境 智洋編) [fun science]

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汐見層の模式地。一番最初に命名した方が汐見に出ている地層なので汐見という名前がついているそう。
海岸に降りて来て東に向かって歩いてみました。見えている露頭そのものが全部汐見層。
ただ、汐見層といっても層がたくさん見える。全部を総称して汐見層といっているのです。
よく見ると泥岩のところもあり、砂岩もあり、その途中の過程のものもある。ただ、岩質が違うというのが想像できます。
汐見層はこの辺りに出てくる一番古い地層。この下が白亜紀の地層に変わっていく地層になるそう。
この辺一帯は4000万年くらい前の地層を見ているということになるのです。
海岸にはグレーの薄めの大きい礫がゴロゴロ。まるで漬物石みたい・・・と。
汐見の周辺は地滑りが起きやすい場所だそう。多分汐見層の面が滑りやすいところがあるのかも。
色々な力が加わっている所なので、縦に亀裂が入ったり、ずれて崩れたり。
この汐見層の中に模様が入っている礫があります。おそらく生き物が棲んでいたりした跡。それから貝化石が入っているのが見えます。
この地層から新種も見つかったりしているそうで、今後調べられていくと新しい化石が出てくるかもしれません。
そうなると、この辺の環境もわかり色々なことが判明していくことに繋がるかも・・・。

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