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早朝のバンディング調査(齋藤 慶輔編) [nature treasure]

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3.jpg 「眠いよ〜。」毎朝4:00に網を仕掛け、8:00には撤収するというスケジュール。
秋の渡りのシーズンはこの作業を通常の仕事の前に行っているそうです。
鳥類の標識調査は、野生の鳥に個体識別のための足環などを装着して放鳥し、再捕獲や観察によって情報を収集・解析することで、
鳥類の渡りの実態や様々な生態を明らかにし、鳥類の保全施策やそのための国際協力の推進に役立てる調査とのこと。
世界規模で行われている調査です。渡り鳥に国境は関係ないですからね・・・。
日本では、1924年に農商務省によって初めて行われて以来約90年にわたって続けられていて、
現在は環境省が(公財)山階鳥類研究所への委託事業として実施しているそうです。
そこで活躍するのが、慶輔獣医や渡辺獣医の様に、鳥類の識別について十分な知識を持ち、野鳥を安全に捕獲して放鳥する技術を身につけていることを認定された鳥類標識調査員(バンダー)。
全国で約450名のバンダーがボランティアとして活躍しているそうです。
「だいたい10月上旬から2週間くらいに渡り鳥がやってきますが、今年はダラダラと続いている感じですね。気温なのか、お天気によるものなのかはわかりませんが・・・。」
2週間くらいの間に800羽、ほとんどがアオジだったそう。中にはお腹がピンクの通称ピンジが3羽見つかったそうです。
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

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