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2021.1112 O.A 「道東の秋の夕暮れの魅力 」 [varied stories]

逸見光寿さん(写真家)
https://coju.info/

この時期の道東の夕暮れはなぜ美しいのでしょう?逸見氏曰く「やっぱり空気がキレイ。特に秋~冬は空気が澄んでいて晴天率が高いことが一番ではないでしょうか。
それと空が広い。まるでスコットランドのような風景に感じますね。」逸見氏も夕暮れの写真をたくさん撮られています。定番の撮影地は確かに美しいのですが、夕暮れはどこでも絵になるとおっしゃっていました。だからこそ、誰も気付かなかった夕暮れの美しさを自分なりに探して撮って欲しいとも。
そして、日没の前後は一日で最も美しいマジックアワーなので、日没の前後1時間を無駄にしないでと教えてくださいました。「みんな陽が落ちると帰ってしまうんですよ。もったいないですよ〜。」マジックアワーは一日で最も美しい時間帯。特に日が暮れてから夕闇に落ちるまでが素晴らしいと。
これは私もお聞きしてビックリしたのですが、夕陽と反対側のヴィーナス・ベルト(地球の影)もチェックして欲しいと。どうしても太陽ばかりに目がいくのですが、その逆にも目を向けて見てくださいね。なんとも言えずに素晴らしい光景がそこには広がっている・・はず。
私も今度その様な機会があったらそのヴィーナス・ベルトをチェックしてみたいと思いました。
もちろんスマートフォンで撮影するのも良いのですが、本格的なカメラを使って夕暮れを撮るコツを伺いました。
「夕陽を単に撮るのではなく、どんなものと組み合わせるかは重要です。そして、風景を撮るなら、三脚とND(減光)フィルターは必須です。
ND(ニュートラル・デンシティー)フィルターは10ストップ(ND1000)と6ストップ(ND64)が使いやすいと思います。10ストップは日暮れ前。6ストップは日没ぐらいから。空と陸の輝度差に注意してくださいね。ハーフNDも有効ですが、長時間露光なら、空の部分を手で覆うことができますよ・・・。」
※写真は逸見光寿氏からお借りしました。
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