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2022.0408 O.A 「今年の冬の撮れ高!」 [varied stories]

逸見光寿さん(写真家)
https://coju.info/

今年は流氷の当たり年・・・新聞紙上でも流氷の話題が多く掲載されていました。
根室の流氷初日は2月9日、平年より2日早く、昨年より22日早く・・・とにかく長期間にわたって流氷を撮影するチャンスに恵まれたと嬉しそうな声が印象的。
根室の流氷の魅力は、ビッシリ接岸し過ぎないところ。雪原だと真っ白で絵にならないのですが、適度な流氷の量がなんとも言えない雰囲気を作り出すのです。
また、撮影ポイントの多さも魅力と逸見氏。流氷は、天候や風向きなどであっという間になくなってしまいますが、
今年は何度も繰り返し接岸し、長い期間撮影をすることができたと。
そのためにはロケハンが大事です。流氷を撮影するためには、どこに流氷がきているか等情報収集が大切。テレビ、新聞、SNSもチェックするそうですが、
海上保安庁が運営する「海氷情報センター」のHPをよくご覧になったそうです。
とは言っても、どこにどんなカタチで出現しているかは、行ってみないとわからないので、事前のロケハンが大事になるのです。
根室以外にも浜中町にも出かけました、浜中に流氷がきたのは5年ぶり。ここもロケハンしていたので、奇跡の風景をものにできたと教えてくださいました。
そして、流氷は何と絡めて撮るかがポイント。流氷だけ撮っても、感動を伝えるのは難しいので、そこにある色のコントラスト、動いている流氷と動かない何かとか。。。
さらに動物が現れてくれると楽しみが倍増します。逸見氏は納沙布岬で、気になっているラッコに遭遇なさったそう。
以前新聞で、ラッコに魅せられて釧路町に移住した方が、納沙布岬で流氷に乗るラッコを撮影したという記事を目にして、チェックなさっていたとか。
そこで出かけてみたそうで、岬に行くと、なんと流氷に乗るラッコがいたそうです。しかも海にはもう1頭。
遠くにいたので鮮明には撮れなかったそうですが、超望遠レンズを使いなんとかとらえたそうです。
また、別の日には、流氷に乗るラッコ以外に流氷の間を泳ぐミンククジラやアザラシも・・・と、とても感動した様子を語ってくださいました。
※写真は逸見光寿氏からお借りしました。
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