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2022.1202 O.A 「ジャカランダとボンダイビーチ」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

オーストラリアは12月から2月まで夏ということになっています。このところ毎日、ほぼ晴天が続いているそうです。
今年は今のところ例年よりも気温が低めで、日中の最高気温は25度前後。例年は30度を超えたり、最高で40度に達したりすることもあるそうですが。。。
冬から春にかけて各地で大雨による洪水被害が出たり、今年はいつもと天候が違うようです。
鈴木家の周辺では今、ジャカランダの花がほぼ満開。毎年、春から初夏にかけて咲くそうですが、今年は大雨が続いたのでシドニーでは例年よりも2週間遅れだとか。
ジャカランダの花の色はラベンダー色、和名は紫雲木。満開になると紫の雲がたなびいているように見えるからとか。 木の高さは最高で20~30メートルほどで、直径5cm位の花が釣鐘状になって枝の先に集まって咲きます。 ジャカランダはもともと南米が原産の木で、オーストラリアで最初に植えられたのはクイーンズランド州ブリスベンの植物園だそうです。オーストラリアでは主に街路樹として植えられ、この時期、住宅街でジャカランダの花をよく見かけるとのこと。 寿命は平均50年、中には200年も
長生きするものもあるそう。「僕はオーストラリアに来てから20年以上、日本の桜を見ていません。日本には何度も帰国しているのですが、これまで桜の季節に帰る機会がなかったので、いつか満開の桜を見てみたいですね。」
さて、シドニーのボンダイビーチで11月7日まで3週間にわたって開催された「Sculpture by the Sea, Bondi」に行ってきたそうです。
Sculpture by the Sea, Bondiは1997年にボンダイビーチで始まったオーストラリア最大の屋外彫刻展。以来、毎年開催されていたそうですが、
新型コロナウイルスのパンデミックによって2020年と2021年は中止、今年が3年ぶりの開催となったそうです。
ボンダイビーチからタマラマビーチまでの海岸沿いの約2mの歩道に沿って国内外のアーティストによる彫刻が100点以上展示。
毎年、期間中に延べ50万人が訪れるイベントに成長したそう。「我が家は最終日に見に行ったのですが、日曜日だったこともあり、ボンダイビーチにはたくさんの人が
集まっていて、とにかく車を止める場所がまったくなく、小一時間も駐車する場所を求めて彷徨いました。そうこうしているうちにやっと駐車することができました。」
とにかくボンダイビーチは大変な賑わいで、すっかりビーチに人々が戻って来たという印象だったと。真夏には1日に4万人が訪れるとか。
波が荒いので、最大で1日100人がライフガードに救助されることもあるそうです。ライフガードも30~40人いるそうです。
ちなみにボンダイビーチの面積は1.2平方km(約120ヘクタール)。春採湖の面積は3.7平方km(約370ヘクタール)こじんまりとしたビーチですね。
彫刻はどちらかというと現代アート風。様々な作品が人々の目を楽しませていたそうです。
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
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