SSブログ

鉛弾の盲点・・・(齊藤 慶輔編) [nature treasure]

1.jpg2.jpg4.jpg
今年も結局鉛中毒が発生してしまいました。
胆振地方で収容された鉛中毒のオジロワシが飲み込んでいたのは水鳥猟用鉛散弾。これまでの症例で最も多かったのはシカの体内で砕け散ったライフル弾の破片。
数は少ないものの大型獣猟用の鉛サボット弾を飲み込んだワシもいたそうです。それは全て鉛中毒の原因になるのです。
どうやらシカなど大型獣の狩猟から止めさし(とどめを刺す行為)に使われたと考えられるそうです。なぜなら現在も粒径7mm以下の鉛弾は使用することができるから。
え?鉛弾は全部が使えないわけではない・・・のです。まだ。
「鉛弾の規制だけではなく、新型コロナの影響で停滞気味になっている無毒弾の流通を改善することや、円安などの影響で高騰している銅弾の価格を低下させるような
政策が必要だと思います。過去から環境中にばら撒かれている鉛散弾の除染など、鉛汚染に関する問題は山積しているのです。」
まずは北海道、この道東、釧路からあらゆる機関が協力し、動き出し始めています。
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/69t74KLRCaTJxxWtnYanim

Facebook コメント