SSブログ

2024.0216 O.A 「この冬の序盤・・・」 [varied stories]

逸見光寿さん(写真家)
https://coju.info/

「厳冬期の北海道は、一年で最も美しい季節、この季節を撮影したいために移住したと言っても過言ではないんです。」ところが今年は少し様子が違う・・・。いつも見れるものが見えない、会えない。ということで、思い切って初めての撮影場所にチャレンジしたそうです。
1:あっけし望洋台(厚岸町)
朝日が厚岸大橋を挟んだ対岸のところから上ってきて、厚岸湾のテクスチャの美しさを狙った作品。
愛冠岬やはるか遠くに霞む大黒島がアクセントになる。撮影時は常に周囲をチェック。他にも素晴らしい光景が広がっている。
2:釧路港(釧路市)
雪紋を撮影しようとしたら、まるで抽象画のようなものに出会う。タイヤについた雪が、地面にへばりついて固まったのか・・・。
無数の軌跡が重なり合い、素晴らしい模様ができていた。
3:益浦岬(釧路市)
釧路市内ではほぼない、人工物の見えない海岸。家からも近く散歩でよく行かれる場所とのこと。
本当は崖に雪が被っている状態で撮影するつもりだった。でもそれは撮れず。岬の先に沈む夕日はこの時期ならでは。
4:姉別(浜中町)
コンディションが狙いと違った時、目的の場所から外れて発見するものは多い。浜中町は広大な酪農エリア。被写体を探すのが楽しいと。
牧草地に雪が積もり白い丘になる。雪原の風景。牧場の柵や佇まい。そして、アールのついた防雪柵。背後の雲がちょうど良い形に入り込む。
5:西熊牛(標茶町)
白い丘、雪原の木、牧場の柵、興味のある被写体がたくさん・・・。一期一会の風景が目の前に広がる。二度と会えないこの時。
※写真は逸見光寿氏からお借りしました。
1.jpg2.jpg3.jpg4.jpg5.jpg

Facebook コメント