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2024.0301 O.A お江戸東京ぶらり散歩 [varied stories]

菊田真寛さん(会社役員)

今回は、ぶらぶらとゆったりと散歩していらしたそうで・・・そのお話しです。「最近は、御朱印帳を常に持って出かけて、寺社の御朱印を頂きに行くこともしています。お江戸散歩で、今回3つの展覧会についてお送りしましょう。」
サントリー美術館の織田信長の弟であり、茶人でもある「大名茶人 織田有楽斎」展、東京国立博物館の、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」展、そして、平泉の至宝 歴史的に公開された特別展「中尊寺金色堂」展を観てきたそうです。
「残念ながら、全ての展覧会では、展示品のほとんどが撮影禁止。ポスターやチラシの写真しかお届けできませんが・・・。」
まずは、「大名茶人 織田有楽斎」展。織田信長の弟、織田長益は、信長、秀吉、家康の天下人に仕えて戦乱の世を生き抜いた人物。関ヶ原の戦いでは、家康のもとで武功をたてた人物とのことです。また、有楽斎は生涯をつうじて茶の湯を深く愛好したそうです。晩年は、京都の建仁寺の塔頭である正伝院を再興したときに建てた茶室「如庵」は国宝に指定されているそうです。展示品では、直筆の書・茶入れ・抹茶茶碗等 歴史を感じる作品ばかりで、ほっとする感覚だったとおっしゃっていました。
次は、東京国立博物館の特別展「本阿弥光悦の大宇宙」展。書道や陶芸に大変興味があるので、楽しみにしていた展覧会の一つ・・・と。
まずは、代表作として有名なのは、国宝「船橋絵巻硯箱」木製の漆塗り。縦24cm、横22cm、高さ11cm、硯箱の蓋が丸くなっているのが特徴の硯箱です。この国宝は、観るのは2回目だったそうですが、なぜか、ずっと見入ってしまうと菊田氏。「不思議な感覚ですが、とても気分が落ち着くのです。」
本阿弥光悦・・・本阿弥家は、刀剣の鑑定や研磨を家業としていたらしいですが、光悦は家業よりも、書、陶芸、茶の湯などに携わり、書道では、いわゆる「寛永の三筆」に一人、陶芸では、楽焼茶碗、茶の湯など多彩な総合芸術家となりました。展覧会では、国宝や、重要文化財、重要美術品など多数の作品が展示されて、歴史と美しさや重みを感じたそうです。
最後、三つ目は、特別展「中尊寺金色堂」展。2024年、建立から900年を迎えることから、それを記念して開催されているとのこと。国宝の仏像11体を展示していたそう。圧巻ですね。また、大型のディスプレイで、原寸大に再現された金色堂を8KCGで観ることができたとおっしゃっていました。「展示物はそれほど多くはありませんが、世界遺産でもあり、見応え十分でした。今回は、東京ならではの展覧会、博物館へ行ったお話ですが、博物館へ行って展覧会で本物の美術品を観ることも良いですね。東京は、梅が咲き始めて、もうすぐ桜が咲いてくる・・良い時期になってきました。梅を愛でるのも、桜をめでるのも、また、寺社を巡ったり、ぶらっと出かけて、ぼ〜っとするのも大事ですね。」
※写真は菊田真寛氏からお借りしました。
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