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Animal portrait [close to you <art編>]

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とても緻密、写真?でも違う・・・まるで動物の肖像画みたい。
それが作品を拝見しての感想です。そんな作品を制作なさっている釧路在住の油彩画家、羊氏をご紹介。
小さい頃から手先を動かすことがお好きだったそうで、一番最初に描いたものが魚だったそう。
小学生の頃に牛を描き始め、それから馬、羊と様々な動物を描くことに楽しみを覚えました。
作風はずっと一緒とのことで、とにかく深みがあるのにサラッと描いている様にも見える不思議な作品です。
実は何度も何度も描き重ねています。色を深めるため、作品の奥行きがグッと違って見えてくるのです。動物の中でも類人猿等は苦手とのことで、モフモフした毛の多い人懐っこい動物がお好きとのこと。動物園に行っては寄ってきて懐く感じの個体に惹かれるそう。
「よし描くか・・」という気持ちになるそうです。
キャンバスに描く行為は自分と対峙する時間が多いので、もしかするとご自身を動物の目を通して描いているのかもしれません。
以前は1個体に集中して描いたそうですが、最近は群れや2匹以上のものを描くことも。
それは個体では表現できない空気感も面白いと感じたから。
確かに群れの形の面白さもあります。今後は美術の先生と一緒に作品展を開催できたら。。。とおっしゃっていましたが、近い将来そんな日が来ることを私も楽しみに待ちたいと思いました。
油彩で表現する奥深さをあらためて感じさせてくれた作品に出会った感じがしました。
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※なお、写真は羊氏が展覧会をなさった時のパンフレットを転写させていただきました。

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