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harden earth into a mass [close to you <art編>]

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IMG_2327.jpg留寿都在住の陶芸家、加地学氏。
インド旅行から帰って3日目に陶芸に出会い、そこからずっと北海道の土にこだわり作陶を続けていらっしゃいます。
北海道の様々な土地の土をブレンドして使っているそう。
「使えないものはないんです。それぞれに良さがあるんですよ。使い方次第で味わいのある、ユニークなものが・・。」
窯は薪窯と石炭窯、灯油窯を使っています。
「石炭窯は難しいけれど、それの良さがあり、ほかにやっている人はいないと思います。温度管理が難しいんです。」
加地氏によって作られた陶器の土の表情が面白く、そこから奥深さも伝わってきます。
特に意識させられるのは、土そのものが持っている顔。そしてそれが北海道の土地から選ばれたということ。
土本来の良さが彼の手によりさらに本領発揮をしている感じがしました。
陶芸は土のブレンド、焼き方、窯の種類によって何千通り、何万通りと広がります。
同じ材料を使っても出来上がる作品はその表情をかえることができるのです。
そこが面白く難しくやめられないところなのかもしれません。
常にチャレンジし続け、追い求めていく姿をインタビューから強く感じました。

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