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2021.1006 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏~2~ [close to you <dr.編>]

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医療・介護・福祉の連携で「くくる」を展開しています。この活動を続けて10年以上。法人化して3年が経ちました。ただ、ここ1~2年はコロナ禍で対面の研修や講演会ができないこともあり、表立った活動はできていないと。専門職種の中では情報を皆で共有し、いかに役立ていくのかを常にやっているので、それを地域の皆さんに還元していかなければと一所懸命な姿が想像に難くありません。 コロナ感染者が釧路でも確認され、介護施設でのクラスターの事が報道された後には、web上で当事者の先生や介護の方々のお話しをお聞きし、対処の仕方等の情報を皆で共有したそうです。webでの会議等では遠方からも参加していただく事ができるので、様々な情報を教えていただき、それを実践に生かしたということもあるそうです。「医療と介護の壁の中で、特に感染の考え方等に違いがあったんですね。清潔域と不清潔域の区域分けや基本的知識がなかなか無い状況から始まっていたと思いますが、手・指の消毒の仕方、ゾーニング等を少しずつ学んでいただき、それを現在は実践できてきている感じがします。」杉元氏曰く、今までは対面で直接顔を見ながらの相談窓口があったのですが、それがコロナ禍でできにくくなり、それで相談を躊躇される方もいらしたと。そんなこともあり、電話や手紙だけではない、オンラインでの相談窓口を開設し、スタートしたそうです。画面上で顔を見ながら表情をみることで理解できることもあるのでは?と思います。「その相談も多岐に渡ると思うんですよ。在宅医療に関する部分、在宅での生活を支えるにはどの様なものが考えられるかを聞いていただけたりもすると思います。オンラインの良いところは遠く離れていてもコンタクトが取れること。コロナ禍からスタートする我々の新しい取り組みが広がっていけば良いなと思っています。」基本的には全ての方が対象です。医療介護福祉に関わっていない方ももちろん大丈夫。ただ最初は少しハードルが高い可能性もあるので、最初は対面ではなくメールなどから始まり、その後「くくる」内で揉み、やりながら検討していく感じとおっしゃっていました。今後はオンライン診療等も視野に入れ、様々な広がりを見せていく事になりそうです。
※CCL「くくる」は、 Cooperate【連携する】・Create【創造する】・Live【人生を楽しむ】の頭文字をとり、地域住民、専門職、機関等と協働して、
「自分らしく生きる」を支える医療・ケア体制の構築等を図り、誰もが安心して暮らせる地域を創造することを目的に活動する法人。
https://ccl.jp.net/ (相談受付から入ることができます。)

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