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2022.0406 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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この2年位の間、コロナ禍で病院で入院している方と面会ができなかったりすることもあり、在宅医療をのぞむ方が徐々に増えてきた印象があるとおっしゃっていました。
特定非営利活動法人CCL(くくる)の介護と医療の連携に取り組んでいるのですが、その中で肝になるのがすみなれたお家で過ごしましょうという在宅医療の推進。
平成31年に「桑楡の刻」という演劇を上演。人生の締めくくりの時期をどのように過ごして行くかをテーマに、治療を諦め穏やかに最期を迎えようとする主人公を中心に、
そこに携わる人々、現在の医療介護体制等をわかりやすく劇化しました。1回だけでの上演はもったいないという事で釧路演劇協議会とCCLが組み、再度上演。
これは現在もYouTubeでアップしてあります。それに引き続き、続編をショートムービーにして今回お披露目するということになったのです。
こちらは「家族編」「医師編」「家族編」の3部作になっています。前作の構成を引き継ぎ、主人公が在宅支援へ踏み出したところからストーリーは始まります。
約20分くらいの内容、それぞれ関わる視点から製作されたものです。
「家族編」・・・入院治療から在宅での治療へ切り替えた主人公。覚悟は決めたものの、家族はまだ迷っ ていた。
        地域連携室の相談員と話す中で「家族会議」の大切さを知る。家族親族を含めた相互の理解が大切であることが描かれています。
「医師編」・・・主人公の娘が訪問診療を続けている主治医を訪ねる。悩みを打ち明ける娘に、家族がどうしたいのかではなく、本人がどうしたいかを考えるべきと説く。
        そこでは、医師が今まで経験した様々な実例を紹介しています。
「本人編」・・・コロナ禍で在宅医療も変化。入院生活では家族との触れ合いは少ないが、在宅であれば日々を共に過ごすことができる。
        一方で病院にいないということで弊害も少なからずある。その部分をリモートでの診療や投薬、様々な医療体制を経験することで、
        在宅医療の良さに気づいていく。(本人編に関しては、多少手直しがあったそうです。)
2022年3月29日収録時現在、「家族編」「医師編」はアップされているのですが、「本人編」はまだの状態でした。(現在は3編ともアップされています。)
CCL 特定非営利活動法人のhp・・・https://ccl.jp.net/

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