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2023.0201 O.A 市立釧路総合病院 院長 森田研氏& ヘルスケアシステム研究所 鈴木充子氏 [close to you <dr.編>]

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今回はグリーフ専門士のお話しです。はじめにグリーフとは・・・喪失体験によって湧き上がってきた感情や考えを表に出せず、心にフタをして抑え込んでしまった状態。
英語で「(grief」と言い、日本では主に「悲嘆」と訳されているそうです。グリーフの感じ方は千差万別。また、グリーフは、心の問題だけでなく、身体面や認知面、
自分の人生について等様々な部分に影響を及ぼす可能性があることも分かっているそうです。

ただ、グリーフは病気ではなく、誰にでも起こりうる自然な反応。適切な対処が必要になるのです。
大切な人や飼っていた動物との死別・・・と思いつくのですが、それ以外にもたくさんあります。例えば、失恋も。ですから誰にでも関係する問題なのです。
今回は森田氏とつながりのある京都のヘルスケアシステム研究所のグリーフ専門士、鈴木充子氏とzoomでの収録となりました。いただいたmemoを載せておきます。
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グリーフとは
・喪失(Grief)の悲嘆と反応
・ 人生のあらゆる場面で起きうる
・ 家族、友人、恋人、同僚、先輩後輩、あこがれの人…
・ 公認されないグリーフ
 (流産、死産、ペットロス、支援者:医療・介護 など)
・ 死別、離別、ペットロス、災害、失業、怪我、認知症・・・様々な体験から起こる
・ 誰にでも起こりうる自然な反応 (自分自身を守るため)
・ 哀しみの反応は人それぞれ、一人ひとりに大切なおもいがある
・ 感情、身体、周囲・社会、精神、未来
・ 7つの局面 (混乱、否認、怒り・罪悪感、抑うつ、諦め、転換、再生)
グリーフを深刻にする4つの重石
・ 環境、立場、慣習、信条 周りの人の声かけで深く傷つくことも…
・ すっかり元気になったね
・ 長生きされたから、大往生ですね
・ あなたが泣いていたら、あの人が心配するよ
IERUBA (オンラインでのわかちあいの会、個人カウンセリングなど) https://www.ieruba.jp/
・ 本当の想いが「言える場」、こころの痛みが「癒える場」
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