SSブログ

2023.1206 O.A 釧路赤十字病院 内科 古川真氏 [close to you <dr.編>]

古川dr3.jpg
今回は医療ではなく、旅シリーズpart2です。前回はアイスランドのお話しでした。今回はイスラエル。
2017年に行かれたそう。とにかくイスラエルに興味があったそうです。「イスラエルって日本でいうと出雲みたいなところ。文化発祥の地、宗教発祥の地みたいな・・・。今のイスラエルは1948年に建国なんです。しかもそれはかなり意図的につくられた国なんですよね。ここにユダヤの方々の国をイスラエルという名前にして作りましょうと。」高校がミッション系スクールでキリスト教の勉強をし、またイスラエルはハイテク国家ということを耳にしたり、さらに、大学院を卒業してイスラエルに留学しないかと言われたことがあったり。なにかと耳に飛び込んでくる国で、行けるチャンスがあるなら行ってみたいと思っていたそう。
ということで、ガイドブックとともにスタジオイン。地中海に面する西アジアの国。 南はエジプト、東にヨルダン。アラブ人とイスラーム文化圏に囲まれた島のようなユダヤ人の国家。行かれた時は落ち着いた雰囲気だったと。テルアビブみたいな大都会があったり。また、エルサレムみたいな昔の中東を感じる街並み。遺跡の中に街がある感じとおっしゃっていました。
圧倒的にユダヤの方が多いそうですが、その次に多いのがアラブの方。「エルサレムの街の中も区域によって住むところが決まっているんですよ。ユダヤの方の区域に行くと、黒い服を着た方が多く、アラブの方の区域では、アラビアのロレンスみたいな格好をした方がいらっしゃるんです。」
公用語はヘブライ語。ただ英語は通じるそうです。そもそも日本人自体が少なく、明らかにお客さんという感じは受けたそうです。気安くフレンドリーという感じではないそう。でも、行けるのならまた行ってみたいと古川氏。「やっぱり勉強が足りなかった。エルサレムには、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、3つの宗教の聖地があります。一神教なので同じ神様。でも価値観も考え方も違って一緒に暮らしているという、その不思議さ。」
ユダヤの方々が一つになろうと作った国なのに。。。自分たちはユダヤ人であるという共通意識だけが唯一のつながりで、それ以外はバラバラというイメージだそうです。最後に色で表すと・・・という問いに「120色のペンシルカラーみたいな感じ。全員色が違って当然みたいな感じ。1色では表せないと思います。僕らの真逆みたいな感じかな?意見が違って当然。それを戦わせるのが当然。違っていて当然だから合わせる必要がないという感じでしょうか。」

Facebook コメント