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contemporary AINU ART and crafts [close to you <art編>]

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モレウ・・・渦巻きをテーマに10人の作家がそれぞれの分野で展開した現代のアイヌアート。
木彫はもちろん、イラストレーション、布アート、金工、デザイン、刺繍、映像・版画、ミクストメディアのアート作品が約150点ほど。
現代のアイヌアートとともに、先人たちが遺した木彫品や衣服を概観し、多様性とデザイン性に富んだ造形力に注目。古きものに新しさを発見するとともに、現代の作品の中にも伝統が息づいていることを感じることができる内容です。
・貝澤幸司:平取町二風谷で活躍した木彫家。魚をモチーフにユーモラスな木彫作品を多く残す。
・川村則子:小樽市在住の布アーティスト。布と布をはぎ合わせ、大地のエネルギーを束ねるかのような活力あふれる作品を創出している。
・結城幸司:札幌市在住の版画家、木彫家、音楽家。交際的に高い評価を受けたアニメ「七五郎沢の狐」で原案、原画を手がける。
・下倉洋之:釧路市阿寒湖畔在住の金工家。クマの手のリングや、アイヌ文様をあしらったシルバージュエリーで知られる。洗練されたデザインに野性味が漂う。
・藤戸康平:釧路市阿寒湖畔在住のアーティスト、プロダクトデザイナー。今回の展示作品は、アメリカ各地を巡回した国際展「Exposure」の出品作。
・西田香代子:釧路市阿寒湖畔在住の刺繍家。先人の思いや仕事を今に伝えたいと語る刺繍の名手。
・貝澤徹:平取町二風谷在住の木彫家。アイヌ文様に自己の内面を投影させた<アイデンティティ>という作品で高い評価を受け、国内外で活躍。
・藤戸幸夫:津別町在住の木彫家。現代においてもっとも優雅なモレウを刻む作家。超絶の技と卓越なデザイン力は他の追随を許さない。
・関根真紀:平取町二風谷在住のアイヌ工芸家。ブランドとのコラボ商品を開発する等、アイヌ文様の魅力を発信。
・小笠原小夜:平取町在住のイラストレーター。デジタルの描画に刺繍の実作を組み合わせ、動物たちのいのち輝く世界を展開している。
※尚、写真は北海道立近代美術館 五十嵐聡美氏からお借りしました。
(AINU ART モレウのうたは3/10まで札幌 北海道立近代美術館で開催中です。)

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