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art made from thinned wood [close to you <art編>]

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間伐材ってどんなイメージをお持ちでしょうか?
この作品展は阿寒湖周辺の森において間伐目的に伐られた木材を使用し、阿寒湖畔で活動する作家によって制作された作品を展示しています。
間伐材は必ずしも彫刻に向いているとは言えないかもしれません。でも、会場にはそれらを駆使したユニークな作品が並んでいます。
出品作家は12人。今回で4回目になるそう。木彫が多いのですが、それぞれの作家の個性あふれるその世界を堪能することができそうです。
出品作家のお一人の小野敬大氏にお話しを伺いましたが、彼は油絵に、文章に、立体に、映像と彼が考える間伐材のイメージを異なるジャンルで表現しました。
一つは蕗の皮を原料とした和紙 富貴紙に油絵を描き、その額に間伐材を使用。
立体は間伐材を使い森を表現したそうです。この作品を取り囲むアクリルにもこだわりが・・・。
森というのは上から見ることができないですよね。そこで視点の制限を、見る人にあえて感じてもらおうと、上のアクリルは透明ではなく、
上から作品を覗き込むことができない様になっています。
また、映像作品は東京から移住なさったダンサーのTATSUO氏とともに2作品制作。
ともに本業ではないだけにとても苦労したそうですが、それが楽しかったとおっしゃっていました。
どんな空間が出来上がっているのかとても気になります。
「見応え抜群だと思います。ぜひ多くの方に間伐材というもの、そしてその魅力を感じていただけたら嬉しいです。」
※尚、写真は小野敬大氏からお借りしました。(展示前のものをお借りしています。)
(阿寒の森 間伐材アート展は12/11まで釧路市生涯学習センターまなぼっと幣舞 1F 市民ホールで開催中。)

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