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岩見浜に戻る・・・(境 智洋編) [fun science]

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岩見浜に戻って冬の海探検!!とは言ってもこの収録の時は風が強く、波も高く、厳しい寒さを感じつつのあっという間の時間でした。
今回は、今まで探検していなかった岩見浜の東側です。ここでは別保層と汐見層の境目が見えるのです。
別保層は火山系の礫がいっぱい入っていました。例えば、花崗岩(御影石)。深いところでマグマがゆっくり冷えたものです。
花崗岩の礫はなかなか海岸線でみることができないそうです。ほかには安山岩も入っていました。
昔この辺の山の方に火山があって、そんな関係の石や、
あとは地殻の変動で花崗岩が出ているような場所があり、そこから流れてきたのか?
別保層そのものの石は黒っぽく見えるのですが、その中身をよく見るといろいろな火山の石が入っているのがわかるのです。
汐見層は泥岩が主体となっています。
岩見浜は西側はテンネル等の赤っぽいチャートが入った礫がたくさん出てきました。泥岩砂岩が多かったのですが、東側は火山系の石がいっぱい出てくるという面白さ。
数百メートルの間で、落ちている礫が転々と変わってくるって面白い!!
境氏曰く「岩見浜がいちばん観察するには面白いかな。いろいろな地層が見ることができて、いろいろな変化が見ることができて、さらに入っているものも違って・・・
歩くだけで地学の勉強ができて本当にここは面白い場所だと思うんですよ。」

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