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2023.0222 O.A 市立釧路総合病院 院長 森田研氏&緩和ケア 師長補佐 飛嶋知恵子氏&緩和ケア認定看護師 山田美穂氏 [close to you <dr.編>]

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緩和ケア病棟、実際に動き出してどんな日常なのかを含めて色々とお話しを伺いました。
前回お話しを伺った緩和ケア看護師長 荒堀有子氏もおっしゃっていましたが、誕生日会やクリスマス等、季節ごとの行事をとても大切になさっている感じです。
たまたま、入院中にお誕生日を迎えた方の誕生日会の様子を伺いましたが、まるでウェディングケーキのような大きなケーキに様々な写真が施されていたり、
何と言っても患者さんの素敵な笑顔が印象的。
そして、クリスマスにはドクターの岡澤氏がサンタさんになったり、もちろんスタッフもクリスマスムード盛り上げに様々工夫をされて取り組まれたそう。
中には患者さん自ら飾りつけをご自身になさったり・・ということもあったとか。
そして、なんともすごいと感じたのが餃子パーティ。出来立てホヤホヤの熱々の餃子を頬張り、ハフハフしている感じもお写真も見せていただきました。
「餃子にはやっぱりこれでしょう・・」ということでお隣にはビールも添えられていて。
患者さんも家族の方もとても穏やかで和やかな雰囲気が見せていただいた写真から伝わってきました。
飛嶋氏、そして山田氏にそれぞれどうして緩和ケアに関わったのか?看護の道を目指したのか?等々伺いました。
お二人ともご家族のことがきっかけでこの道を目指すことに繋がったそうです。
お話しを伺っていて、強く感じたのが、緩和ケアに携わることができてとてもよかった、緩和ケアというものを通して人間として患者さんと向き合えることの喜び。
このようなスタッフの方に囲まれて穏やかな時間を過ごすことができる・・・・・。
人は生まれたら絶対に死を免れることはできません。でも人生最期の時をこのように過ごすことができたなら・・・幸せなことだろうと思う自分がそこにいました。

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