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日本の牡蠣たち(中嶋 均編) [varied experts]

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前回は海外の牡蠣たちについてお送りしたので、今回は日本の牡蠣たちについて。
日本の牡蠣は4つの系統に分かれているそうです。北海道系、宮城系、広島系、熊本系。
北海道系は生育が早く、大きくなり、寿命が長い。
宮城系は北海道系に似ていてるが、外套膜が茶色っぽい。
広島系は小粒で生育がゆっくり、外套膜が黒色。(真っ白の身と真っ黒の外套膜が自慢とのこと。)
そして、熊本系は生育がゆっくりであまり大きくならない。
この様な特徴があるそうですが、最近はほぼ宮城系。混雑している感じとのこと。
牡蠣の国内の産地は色々あります。広島、宮城、三重、兵庫、岡山、熊本、大分、宮崎、北海道等々。
ただ、国産の牡蠣の60%が広島産。20%は宮城産。ですから80%をこの2つの産地で占めているということ。
様々なことが変化してきているそうです。先日、奥尻にいかれた中嶋氏、そこで岩ガキに出会ったそうですが、以前はそこにはなかったそうです。
牡蠣の世界も時代がめぐり、様々な変化があるということが中嶋氏のお話しからも伝わってきました。
※写真は中嶋均氏からお借りしました。

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