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dazzling grain and gentle curves. [close to you <art編>]

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毎年釧路で作品展をなさっている道内作家の三人組。今年も開催ということでお邪魔してお話を伺いました。
まず、旭川在住の木工作家の菊地聖氏。今回はアクセサリーと箸と飾り箱が新たな顔として並んでいました。
木のぬくもりを感じ、木目を生かすことにこだわる菊地氏の作品は、静謐の中に感じる温かみが特徴と言えると思います。
きっちりとしたデザインの食器やカトラリー等に比べると、人の手で掘られたアクセサリーは少し感じが変わってみえます。
大好きとおっしゃる北海道産のクルミの木材。木のものは、手にとってこそ、その感触から通じる何かが必ずあると思います。
そして、長沼町在住のガラス作家の西山亮氏。今回はカーブの美しい小皿が新しい感じ。裏面が磨りガラスで、表面がツルツルのガラス。そこに色がついています。
ほか、様々な技法を教えていただきましたが、ただガラスの器を眺めるだけではわからない面白いお話しが伺えました。
ガラスも本当に奥が深い素材です。シンプルなものがお好きとおっしゃっていましたが、そのシンプルさの奥には様々な工夫が隠れているのです。
陶芸でする技法はガラスで試してみる・・・その気持ちが根本にあるとのこと。
ガラスも実際に手にとって、その肌に触れてみる。常に普段使いできるものなので、お気に入りを探してみるのも素敵ですね。
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(北の愉快な仲間達〜陶芸・ガラス・木工作品展は12/5まで釧路 ギャラリー&サロン迦倶楽で開催中です。)

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