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2022.1221 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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今回は2022年を振り返ってみました。新型コロナウイルスの感染拡大が常に付きまとっている1年、もちろん2~3年ですが、今年も・・・といった感じと
おっしゃっていました。「あけない夜はないと僕は患者さんにも言っているのですが、ただ、だいぶ出口は見えてきたのかな?という印象はありますけど・・
まだまだ気を緩められないと言った現状もありますね」と。現在のコロナの状況は、やっとここにきて少しずつ下火になってきたような感じはするそうですが、
北海道は寒さと乾燥がひどいので、感染の流行がなかなか下がりきらないというのがあるそう。
重症化、コロナで肺炎で呼吸状態が悪くなり亡くなるという方が増えているかというとそういうことはないそうです。
釧路でも大きな病院でも機能不全になるくらいのクラスターがおき、東京からDMATといって専門的な訓練を受けた医師・看護師などからなり、
災害発生直後から活動できる機動性を備えた医療チームがやってきました。
その報告が先日あったそうですが、釧路だけに限らず釧路の現状でもコロナで入院をせざるを得ないといった状況になった場合、
高齢者の方はコロナで状況が悪くなるという場合もあるのですが、それよりも体を動かさない、介護を受けられない状態になってしまい寝たきりになると、
機能が落ちて、コロナは良くなっても他の・・動けない、飲めない、食べることができない状況になり誤嚥性肺炎等の肺炎を起こして亡くなるケースがあるそうです。
やはり体を動かさないというのが良くないと言われていたそうです。子供もかなりの数になっていたそうですが、あまり重篤化というのは聞いていないそう。
「小児科の先生と話したのですが、小児のワクチン接種の違いによって熱の出方が違うみたいです。ワクチンを接種した子供は38度台くらいの熱で比較的元気な状態で
来院するそうですが、ワクチンを接種していない子供は40度以上の熱が出てしまう方もいらしたと。
ワクチンに関しては賛否あると思いますが、小児科の先生方の見解としても、ワクチンを接種した方が良いのでは?という話しなっていますね。」
ここで先生から・・・。検査キットが足りないという話は聞こえてこないので、薬局等で医療と書かれた検査キットを日頃からストックしておいていただきたいと。
おかしいなと思った時に自分でセルフチェックができたり、家族の方にチェックできたりするので用意しておくのが安心かなと。
「クリニックでも抗原キット陽性でしたという事は、それはもう陽性確定なので、そのままお家にいてくださいとか、お薬が必要であれば、処方させていただき
ご自宅まで郵送なり、配送させていただくような形にもできますので、それがいま狭い意味でのオンライン診療になるんですね。もう実際そういう風にしています。
そうすることでお互いのストレス軽減のためにも良いシステムだと思います。」
これから心配されるのが、インフルエンザとの同時流行。こちらは私たちも、医療者もなかなか見分けがつかないそうです。
個々人が感染対策をすることはもちろん。たくさんの人数で同じ部屋にこもっておしゃべりをするのは避けた方が良いとのこと。
それから一瞬寒いのですが、なるべく風を通す。加湿も結構大事。そして、家の中でも体を動かす努力はした方が良さそうです。

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