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カルチャートーク〜学校生活編(Chris Knoepfler編) [varied experts]

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Chris氏が感じた日本の学校に関わるお話しです。アメリカに比べると、とても学校の存在が大きいということにまずびっくりなさったそう。
例えば、漫画やアニメ、ドラマなどに部活関連のものがたくさん出てくるとか・・・。
また、日常生活と学校のつながりに関しても「そういうことに学校が絡むんだ」と思ったことがあるそうです。
例えば、公園で大きな声を出したり、道路そばで遊んでいたりすると、学校にクレームが入る。アメリカでは考えられないそう。
アメリカでは、学校の中ではルールがあり、一歩外に出ると学校は関与しないということ。
ですから学校という存在の大きさを日本とアメリカではだいぶ違うと感じたそうです。
また、日本の部活はとても忙しいと。アメリカではシーズンによっては練習をしてはいけないというルールもあったり、複数の部活を楽しむ生徒たちも多いそう。
例えばchris氏は討論部に入っていたそうですが、そこでの活動は9月〜1月くらいまで、週に2度ほど活動する感じ。
他には生徒の詩や文章、アート作品などを年に1度雑誌にする編集等もなさっていたそうです。
また、受験というストレスがほとんどないそうで、受験は大学の時のみ。ですから自由に学生生活を楽しむ人が多いそう。
お話しを伺っていて私がびっくりしたのが、決まったクラスがないこと。例えば、国語の授業は国語の先生の教室で行う。
その授業の選択もそれぞれ自由に選ぶそうです。もちろん決まって学ばなければならないものもあるのですが。
ですからクラス会というのはないのです。同期会はあったとしても。大学みたいな感じでしょうか。
日本は平均的に皆、同じ様に学習するシステムになっていますが、アメリカはそうではなさそうです。この様なことも国民性に反映しているのでしょうか。

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