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2023.0324 O.A 「オーストラリアのタトゥー文化」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

スポーツの国際大会等を見ていると選手のタトゥーが目につくことがあります。
私個人的にはサッカーの試合でそれを感じたのですが、オーストラリアではどうなのでしょう?
文化の違いがあるからかな?と思いつつも気になったのでお聞きしました。
夏は肌を露出する機会が多いので目に尽くそうで、やはりオーストラリアはタトゥーを入れている人が多いそうです。男女比もだいたい同じくらい。
ただ、男性が大きなサイズが多く、女性は足首や手首や首の後ろあたりにハートやお花等を入れる小さなサイズのものが多い感じ。
だから男性の方が目立つのかもしれませんね。彼自身もスーパーや駅などでも確かに数人は必ずといって良いほど見かけると。
政府の統計でも1998年には10人に1人の割合だったのに対し、2019年では7人に1人の割合になっているそうで、増えているのは事実の様です。
最初は一つだけでもだんだんやっているうちに増える人が多いそう。一つだけ入れている人はタトゥーを入れている人の半分くらい。2〜3個入れる人が2割ほど。
そして5個以上入れている人は1割ほどとのこと。
若い人たちは軽い気持ちでファッションとして、あるいは成人の記念として始める人が多いそうです。タトゥーを入れて良いのは基本的には18歳以上。
州による違いはあるそうですが、あくまでティーンネージャー(13歳以上)の場合、親の許可があれば入れて良いそうですが、12歳以下はダメのようです。
タトゥーには親の名前や恋人の名前を入れる人も結構いらっしゃるそうですが。恋人の場合はわかれてしまったらどうするのでしょうね・・・
もちろん中にはタトゥーを入れたことを後悔している人もいらっしゃるのは事実の様です。そこで、レーザークリニックで除去する人も。。。
ちなみにタトゥーは小さいもので日本円にして4500円〜13000円くらい。サイズが大きくなればもっと高くなるそう。
「僕は20年前と比べても明らかにタトゥーを入れている人は増えているというのは実感として感じますね。子供の学校の女性の先生がタトゥーを入れていてびっくり。
日本では考えられないですものね。そこにはやはり文化の違いもあるのでしょうね。」
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
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