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learning from each other [close to you <art編>]

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10.jpgいつもお世話になっている北海道教育大学附属釧路義務教育学校で美術を教えている更科結希氏に
インタビューさせていただきました。
・・・というのは彼女が本を出版したということで、そのことについてメインでお話しを伺いました。
<中学校美術の「学び合い」題材&授業プラン>というタイトルです。
10年以上の歳月で行ってきた授業の中から27のテーマをセレクト。
どのような形で授業を進めてきたのかが一眼でわかる内容になっています。
本来は美術を教えている先生向けとのことですが、テーマの決め方、そのネーミング、物事の考え方、
広げ方等々勉強になるものばかりです。
普段の生活の中でも応用できそうな感じです。
今回はその中から2テーマ(1テーマは本に載っていませんが)について伺いました。
更科氏の言葉から・・・・・
授業は、驚きの連続です。子どもとのやりとりは私の「学び合い」の時間でもあります。
自分の考えに自信がもてたとき、やりたいことが見えてきたとき、「早く次に向かいたい」「やってみたい」と考えるのは、大人も子どもも一緒です。そのためには、他者の存在は不可欠です。そして、1人では成し遂げられないことも、周囲の力によって実現できることがあります。そうした関わりが、美術の授業で子どもたち同士の「学び合い」によって実現できたら、どんなに素敵なことでしょう。
この本にまとめた授業は、私がこの10年ほどの中で取り組んできた内容です。毎年、目の前にいる子どもたちに。美術を通して身につけさせたい力を「どのように授業」で、「どのような展開」で教えていくべきかを考え、改めて整理してきました。そして、その中に、子どもたち同士を結びつける場面「学び合い」を位置づけ、違いを高め合える授業を目指してきました。
この本が「私」と「みなさま」を結びつけ、互いに「学び合う」ための媒体として存在していければうれしいです。
※尚、写真は更科結希氏からお借りしました。(本の中に載っていない授業のものもあります)
(中学校美術の「学び合い」題材&授業プラン」は明治図書から刊行)

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