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釧路管内の岩石のお勉強〜special version〜(境 智洋編) [fun science]

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様々な釧路管内の海岸線で、いろいろな石を見てきました。どれだけのどんな石があるのでしょう?
中学校では9種の岩石を勉強するそうです。
スタジオにはその9種の石を持ってきてくださった境氏、この中で見ることのできないものは?と問われ、一生懸命石を眺めましたが、どれも見たことのあるものにしか見えません。実ははんれい岩が見ることができないそう。この岩石たち、大きく分けると火成岩と堆積岩になるでしょうか。
この9種の石の見分け方は、石の中の粒の状態、光るかどうか。
そして石同士をこすって匂いを嗅ぐ。「岩石学者の中にはそのやり方は邪道だという方もいらっしゃるのですが・・・」と。
堆積岩は埃っぽい感じ。そして火成岩は花火みたいな、火薬っぽい感じの匂いがします。
この9つエリアに分けると大きく4つ。
・阿寒・摩周エリア・・・第四紀 火山の時代 更新世後期・・・今から1万〜10万年前
・湿原エリア・・・・・・第四紀 海の時代 更新世前期・・・・今から100万年前
・白糠エリア・・・・・・海の時代 古第三紀 漸新世・・・・・今から3000~4000万年前
・釧路エリア・・・・・・海の時代 古第三紀 漸新世・・・・・今から3000~4000万年前
海の時代があるからこそ、化石も多産するとのこと。まだまだ調べられていない釧路管内の海岸線に関する様々なこと。
そう考えると海岸線巡りはまだまだやめられないのです。
※音声はこちら・・・

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