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2023.1227 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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インフルエンザ感染拡大とコロナの感染がまだ続いている現状もありながら、それを含めて通常の診療、ワクチンの摂取等々終われる日々を送られています。「今年は常に追われている感じがしていましたね。」内科の先生等も縮小せざるを得ない状況の中で、現状の当番医院を維持するのが非常に大変なのは周知の事実。様々な問題を一つずつ考え、変えていかなければならないことがたくさんあるそうです。人口減、プラス高齢化が進むという現実、当然働く世代が減り、色々な職種に影響が出てくる。もちろん釧路だけの問題ではありませんが・・・。それが地方には顕著に表れている感じです。その現状をどこまで維持できるのかが課題なのです。
この時期人と会う機会が増えます。その後熱が出たり、風邪症状が出たといった事がおそらく日常茶飯事だと思いますが、そうなった時にどうするのか?「今回お話しする中での一番のキモは・・・これから当番医院や各病院、クリニック等に受診する時に診断から医療側に委ねられると、それだけでかなり時間・労力を費やすので、もし薬局にあるのであれば、検査キットを利用するようにしていただけると非常に有難いかな」と。
当番病院に行かれた方はお分かりかと思いますが、病院の駐車場がいっぱいで、とめることができないとか、夜中まで診療していたといった話が枚挙に遑がない状態。患者さんも大変ですが、医療スタッフも同じこと。やはりお互いにうまくやって行かなければならないと。まず、検査キットで自分でまずは確かめるという行為がとても有難いとおっしゃっていました。その情報が有る無しでだいぶ違うそうです。
やはり、マスク、うがい手洗い、解熱鎮痛剤の備蓄、検査キットは忘れないようにしたいと思います。
そして当番病院へのかかり方について。基本的に休日当番病院は休日診療ではなく、おおもとはトリアージ。軽症の方は軽症、重症の方をおとさないようにするというのが、当番医院や休日夜間当番病院等の役割。ただ、釧路市の今までの医療体制、今まで潤沢に人がいた時は在宅当番病院でできる最大のことはなさってきたのです。それがだんだん立ち行かなくなってくる・・・それを続けていると、緊急性のない方もいらっしゃる。今まではそれでもどうにか対応できていたそうですが、今後はそれが不可能になってくるとおっしゃっていました。
最後はアネックスホールみそので開催される催事についてのお知らせです。
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「みんなで関わる認知症ケア セツさんが教えてくれたこと」
2024年1月21日(日)14:00〜15:30 入場無料(定員80名)
杉元内科医院 アネックスホール みその
プログラム 第一部 お芝居「ヤクルトレディ」 ひとり芝居役者 長谷川 恒希氏
      第二部 講演「できる」探しから始める認知症 アクティビティー ディレクター 桂裕二氏
問い合わせ:0154-22-2261

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