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2022.1026 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏  [close to you <dr.編>]

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コロナ関連の対応が色々と変化していますが、その辺りのお話しからスタートです。
全数の把握がなくなったとはいえ、医師が見た患者さんの登録はしているので、あまり作業量的には変わりはなさそうです。確かに重症化している方、入院される方は
少ないと感じるそうです。ただ、クラスターが出たりとかまだまだ予断は許さない状況の様です。
一度患者さんが減ったかな?という時期はあったそうですが、また10月に入ってじわじわ増えて来た感じがするともおっしゃっていました。
オミクロンの特徴である喉の痛みや咳等で熱が高くなる中で、ネットを使って色々やると言っても難しいのが現状では?と。
現在は、北海道陽性者健康サポートセンターへ電話をする様にとなっているのですが、結局そこにかけても、以前やっていた様に近くの感染を担当する施設に・・とか、
近くの医療施設にかけてくださいとなっているそうで、あまり進んだ様には感じないとのことでした。
ですからクリニック等に連絡される方が多い様に感じるともおっしゃっていました。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kst/hokennsienn1.html
私たちが今後気をつけるべき事とは?インフルエンザやそれ以外の風邪症候群等を予防するためにもマスクの着用、手指消毒は徹底するべきだと考えているそうです。
そしてなるべくなら自身でキットを購入し、チェックするというのが良いみたいです。
「私見ではあるのですが、風邪かなと熱がある時には、可能であれば医療用の検査キットを購入して、もし陽性となった場合には十中八九陽性だと思うので、
その段階でお薬をお渡ししています。この検査キットは必ず医療用を使用してください。研究用は意味がないので。」自分で自分の身体を管理するのが大事ということ。
インフルエンザとの関係ですが、今年はどうなのでしょう?今まではコロナウイルスが流行っていると他のウイルスがあまり表に出てこない感じでしたが、今年は小児科で夏にしばらく流行っていなかったRSウイルスが流行した事実があります。もしかするとインフルエンザも同じ様な現象が起こるのでは?と。
さらに南半球のオーストラリアでコロナとインフルエンザの同時流行があったという事実、今年の冬は北半球でも同じことが起こるのでは?と。
ですからインフルエンザのワクチンもなるべく受けておいた方が良さそうです。特に高齢の方や子供たちは受けていただきたいとおっしゃっていました。
「現在コロナワクチンの3回目、4回目をどうしようか迷っている方も多いと思うのですが、僕の意見としては、75歳以上の高齢の方は、高齢者施設に入居されている方は
なるべく早めにうってほしいです。あとは介護に携わる方々、医療従事者とともにうっていただきたいと思います。3年前のワクチンのない状態から比べると、私たちも知識や対応策等がはっきりしてきたのと、ワクチンはそれなりに皆さんうっているので、バタバタと亡くなる人がいるということは現実ないと思うんですね。
それと、以前は飲み薬が特別な人にしか使えない状況だったのですが、今はクリニックの医師が処方できる様になったので、少し武器が増えてきたのかなと思います。」

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