SSブログ

2022.1215 O.A 洋楽  [chord 5]

・Runnin' With the Vision / Daniel Winans & The Secnd Half
・Good News / Diane Stelnberg-Lewis
・Jesus, I Love Calling Your Name / Shirley Caesar
・Been So Good To Me / Rev. Milton Brunson & The Thompson Community Singers
・Love Lifted Me / The Mighty Clouds Of Joy
・Power
~今回の洋楽編、GOSPEL 特集です。
セレクトはToshi氏。今回の出演は、Toshi氏&midoriでお送りします。

知人の海岸近くの崖に・・・(境 智洋編) [fun science]

IMG_6273.jpg IMG_6275.jpgIMG_6276.jpgIMG_6277.jpgIMG_6278.jpgIMG_6281.jpgIMG_6282.jpgIMG_6283.jpgIMG_6284.jpgIMG_6290.jpgIMG_6292.jpg
今回は初の場所に出かけました。知人の海岸の崖が雄別層らしいということでいざ、探検。
風が非常に強かったため、臨港鉄道の跡の道路を歩きつつ現場へ。
ただの土にしか私には見えなかったのですが、どうやらここは雄別層の様です。
南西斜面ということもあり、日当たりが良く、また潮の影響もあり風化が激しいみたいです。斜面には?という植物が・・・。
どうやらフキノトウが冬の準備をしていたみたいですが、まるで春と勘違いしたのかと思うほどポカポカ陽気。
ここは葉の化石や、流れの模様があり、やはり川等の影響を受けたというのがそこからもわかります。
そして、砂浜にも行ってみました。砂に足をとられないほどしっかりしています。実はここ、砂の境目と。
釧路町〜厚岸町にかけての海岸線は赤チャートが入った砂浜が多いのですが、ここは黒っぽい感じ。
砂鉄や石英といった鉱物が入っているそう。そしてしっかりと固まっている感じがしました。帰りに見つけた10本を超えるタンポポ。
もう12月なのに・・・やはり今年はいつもの年と違うのでしょうか・・・。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/1xN84lWqaAkfKorH5XdypT

ザトウクジラにまつわるあれこれ(笹森 琴絵編) [nature treasure]

1 笹森.jpg 2 笹森.jpg 3 笹森.jpg
夏を餌場の高緯度で過ごし、冬は低緯度で繁殖活動するザトウクジラは、体長13~15m、長い胸びれと派手なパフォーマンスで鯨類界随一の有名種。
野生動物は、思いつきで適当にあちこちで過ごしているわけではなく、ちゃんと訳あってそこにいます。
ザトウクジラが釧路沖に現れる理由は季節移動の通過海域になっているためなのです。ちなみに目的地は、日本沿岸だと沖縄、小笠原、南九州以南あたりが中心。
笹森氏は2015年冬に、ザトウクジラの越冬海域で有名な沖縄県慶良間諸島の座間味で釧路を通るザトウを沖縄でみつけようと題して、地元の子供や観光客対象のイベントを行いました。さかまた組は、釧路でやっていたこととほぼ同じ様に写真展や地元のウォッチング協会と合同で講演会、親子対象の見学ツアーなどを実施。
参加者が喜び、釧路の海についても興味を持ってくれたことが一番の成果ですが、釧路を通過していく個体数頭が座間味にも来遊していたことが、双方のカタログ照合で
実際にわかったというのも大きい成果。通過点あるいは回遊目的地点という、点と点がつながり、回遊コースの一部が線になったから。
ところで、近年、このザトウという種が、回遊の到達地点をこれまでの南の海より北上させていることがわかってきたそうです。
冬を過ごす海というのは、彼らにとって繁殖や子育てなど種を維持するために必要な海域でとても重要。温暖で穏やかであることが最重視されます。その海域を伊豆諸島の八丈、御蔵、三宅周辺あたりへ変更するグループが出てきているのです。
そもそも高緯度の夏の餌場でしか食事せず、繁殖域や回遊の途中では断食している彼らにとって、もっとも大切なのは繁殖や子育てに適した水温。
「伊豆諸島あたりで大丈夫、という事は、単純に考えれば、冬のこの海域が小笠原や沖縄に匹敵する水温まで上がってきていることがわかるのです。
いつも話している通り、プランクトンや小さな魚、あるいは水温といった目につきにくく、なかなか定期的な観測対象とされない“物や事”より陸からも船からでもその存在の有無が比較的わかりやすい鯨類の行動は、海の変化に気づく格好の指標となりうるので、伊豆諸島のザトウはその良い例かもしれないですね。」
さて、この冬、東京都伊豆諸島三宅島で、ザトウクジラの調査が始まるそうです。ドローンを飛ばして、噴気を取り、DNAを調べるというものです。
実は、さかまた組でも2016年にシャチをターゲットにやってみたことがあります。でも、ドローンで噴気を取るのは意外と難しかったと。噴気の量や勢い、風向き、
ドローンの接近角度や高度、サンプル確保後は汚染されないよう事前に様々な段取りが必要等、考慮しなくてはならないことが結構あったそうです。
それより何より、想定以上にシャチがドローンを意識したことが最大の懸念事項で。結局、ドローン作戦は成功する前に中断したそう。
「今、まさに私たちが目にしている野生動物の行動生態は、私たちの時間間隔では想像もできないような、ずっと大きな流れの中で定着したもの。
例えば、数十年とか数百年とか。それが変わっていくのを目にする、その時代の潮目にいるという事の意味を私たちはもっと深刻に捉えた方が良いと思います。
私達の行動が、自然界という壮大な大舞台で連綿と築き上げられたバランスや連携、つながりといったあらゆる秩序をぶち壊しにしているかもしれないから。
私自身は、今の状況をとても恐ろしいことだと感じているんです。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/28q8XCa6Dn4ddLLZ8U3tIk