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well-end meeting of creatures ~ 01 [close to you <art編>]

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IMG_7545.jpgいきものたちが楽しそうに・・・おしゃべりをしています。
「ねえ・・・今日のお客さん可愛かったよね」
「僕なんて写真撮りまくられたよ〜」
「あら・・・私なんてじ〜っと見つめられて恥ずかしくなっちゃったわ・・・」なんて。
三人の作家による様々な動物たちがそこここにいます。
それは切り絵だったり、油彩だったり、あるいは立体(ダンボール)だったり。
どうしてこんな表現ができてしまうのかしら?と思うほど動物の質感にこだわったものも多く
まるで本物、もしくはそれ以上の感じさえしてしまいます。
ですから、
昼間はじっとしていても、美術館が閉まって静まり返った館内で何か動き出しているのかも・・・と思ってしまうのです。
武束氏はどうぶつたちの井戸端会議のイメージでコンセプトを作られました。
そして議長が当初は大きなダンボールでできたカメの予定だったのですが、
作品を見ているうちに油彩のブタに代わったそうです。マザーと名付けられたその作品をご覧いただくと納得という方も多いはず。
三者三様の動物たちの表情、表現を楽しむことができます。
そして、一緒に井戸端会議に参加してみませんか?
なお、ダンボールの牛は公開制作となります。武束氏が持っているのはダンボールでできたカッターです。ちゃんと刃も出てくるそう。
(いきもの会議は8/27まで釧路市立美術館で開催中です。)

2023.0719 O.A 市立釧路総合病院 院長 森田研氏 [close to you <dr.編>]

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2023/5/29 北海道新聞の記事を受けて、一体どういうことなのか?お聞きしました。
「道民の死因 地域で違い」北海道健康づくり財団(札幌)地域の産業構造・生活習慣・食生活の違い・救急医療体制の状況差 
2010-2019年の道内市町村「年齢調整死亡率」比較 疾患別の全国平均死因関連率を100とした各地域の値につき 
北海道医療大学 公衆衛生学 西 基特任教授による分析(各地域の死因を、その地域の年齢構成で補正した標準死因原因)
「各地の死因を原因別に調べて、年齢別に調整して計算するのが「年齢調整死亡率」地域により年齢構成が違うので、例えばCKDだと高齢者が多い地域ほどそれが原因で亡くなる方は多くなってしまうので調整したと言う手法なんです。年齢調整死亡率(Age-adjusted Mortality Rate)とは、観察集団と基準集団の年齢構成の違いを考慮して補正した死亡率。 厚生労働省統計では昭和60年の年齢構成を基準集団としているそうです。」
・北海道全体では膵臓がんや腎不全が多い(120以上)
・釧路が道内他地域よりも高かったのは、以下の疾患群。
・食道がん(小樽が一位166.6だが、釧路も121.1)海岸部
・膵臓がん(紋別・札幌が多いが釧路も132.9と高い)
・上記は喫煙と飲酒が関連、膵臓がんは動物性食品・糖尿病
・北海道は喫煙率が全国47都道府県中でワースト1
・胃がんは釧路・根室が高め
・肝臓がん 釧路109.9
・乳がん 釧路がワーストで126.3(独身・少産)道内合計特殊出生率が低い
・腎不全は釧路155.6と苫小牧・函館に続き多く、原因は糖尿病
「ベースに糖尿病の食事による影響が懸念され幼少期の甘いもの(飲み物)の影響・・・ということで対策を考えなければなりません。」と
森田氏からの対策事項をここにお知らせしたいと思います。
・サイレントキラーと言われるCKD慢性腎臓病の対策を強化(症状は出ません)
・膵臓がんもサイレントキラーで症状が出にくく、進行・転移が多いので、健診。
・食道がんとともに喫煙と飲酒を減らすことが第一。
・胃がんは、H.Pylori菌の除菌で予防することでがんを減らす。
・肝臓がんは、HBV、HCVとも、ワクチンや治療薬が格段に良くなる。
・乳がんは出生率の低下で疫学的対策は困難だが、治療法が発達しており複雑。
(AI診断治療選択や、乳がん専門クリニックが出来るほど治療法は多岐にわたる)