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2023.0720 O.A アイドル [chord 5]

・P.S. I LOVE YOU / PINK SAPPHIRE
・Happy wake up! / 観月ありさ
・TRY ME 〜私を信じて〜 / 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
・Timing ~タイミング~ / ブラックビスケッツ
・ちょこっとLOVE / プッチモニ
~今回は邦楽アイドル編。90年代アイドルhits特集です。
セレクトは齋藤氏。出演 齋藤氏&midoriでお送りします。

化石探検〜縫別(滝と牡蠣礁)編(境 智洋編) [fun science]

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道東化石マップの実地探検、第二弾。今回も縫別の奥地です。
実は綺麗な滝があるよ・・・ということで出かけました。
確かに離れたところからも水の音が聞こえます。相当な水量ということがわかる感じ。
ここはテンネル層。釧路の海岸線にもありましたこの赤や青や緑のチャートが入った石。
釧路とのつながりを感じる場所。なんだか不思議な気分です。滝の高さはさほどないのですが、水量はすごかったです。
ちなみにテンネル層は今から3900万年前くらいの地層。
そして少し離れただけで下辛層の場所へ。そこに珍しい牡蠣礁が見つかるそうで・・・。
ありました。ものすごい数の牡蠣の化石がボロボロ見えます。
地質学者の中では有名な場所とか。川のそばに一箇所だけですが、しっかりとした牡蠣の形がみてとれました。この下辛層は今から3800万年くらい前の地層です。
川の流れる山の中に突然現れる牡蠣礁・・・ここは昔海だったのですね。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/4DxKrAU8CpGFAtC6t6okWe

シャチへの過干渉(笹森 琴絵編) [nature treasure]

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知床の鯨類ウォッチング船が、船に接近してきた一頭のシャチの興味をひこうと、水中カメラなどで誘う行為を繰り返し行い、シャチがこれらをくわえたり、かじったりする様子を撮影。その動画や写真がツアー参加者らのSNSで紹介され、これに対する批判のコメントで各所が炎上したそうです。
「それが6月4日。突然、私自身は色々な方から問い合わせや情報提供を受け、1日遅れで知りました。批判の内容は、安全軽視・野生動物観察を生業とする者としてのモラルの欠如・スタッフさらには乗船者への批判・果てはウォッチング事業の是非まで様々でした。」
批判の的となっているのが、笹森氏が代表をつとめる日本クジライルカウォッチング協議会のメンバーであったこともあり、直ちに聞き取り調査し会として声明を出したそう。現在、全ての登録事業者にルールの見直しと遵守、何より徹底を働きかけているところとおっしゃっていました。
「会と自分たちで定めている運航ルールに則っていれば回避できたはずと考えると、とても残念です。私も、もちろんシャチ大好き。でも、それは海の支配する王様としての威風堂々とした彼ら。人の差し出す黄色い球をくわえたり、じゃれたり?している姿はみたくないです。」
彼女が「さかまた組」として、釧路博物館、遊学館など教育機関の協力を得て、釧路を舞台にシャチをアイコンとした教育イベントを10年にわたり行ったプロジェクト。2020年位までは続けられる資金も実施体制も整ってはいたそうですが、2017年を最後に船を使うイベントは終了にしたのは・・・訳があったのです。それは罪悪感が自分の中で大きくなり続けたからと。
シャチをアイコンに、釧路の海を保全したい、生き物の保護につなげたいと思っていたのですが、期待する成果が彼らにかかる負担に見合わないと感じ始めたあたりで、自分が考える理想や目的でシャチにしがみつき続けるのは、エゴだと感じたそう。動物は、人間のためにそこにいるわけでも、ましてや所有物でもありません。「動物が好きと、動物が好きな自分が好きとを履き違えたくない。それはもう、悩みに悩みました。野生動物が人に警戒心をもたなくなり距離を縮めたら、どちらにとっても良くない未来や結末が待っているのはヒグマの例などで皆さんご存知の通り。今後、船を相手に遊ぶ、あるいは船や人間を怖くないと学んだこの個体が他の観光船や漁船を相手に過剰接近したり、もっと過激な行動にエスカレートしたら?群れの仲間が真似をする可能性も・・・等など。」実際にシャチと船のトラブルは、実際にスペインやフランスで起きているそうです。危機感を持たずに野生動物に近づくことの罪を、事業者も乗船者も心するべき・・と笹森氏。
野生動物という存在を、どうとらえるかというのは価値観や文化、人格、社会的立場などたくさんの要素がからみますが、少なくとも動物好きを自称するなら、動物が好きなのか、動物を好きな自分が好きなのか、きちんと自己分析してほしいとおっしゃっていました。
「ルールは、ウォッチングのパートナーともいえる鯨類の保全と人間の安全を守る上でギリギリの一線を引くために定めています。それを守れないならば、ウォッチングに未来はない。全て自戒を込めての思いです。人間ではない生き物の存在を自分の五感で感じ取れる体験ウォッチングは、最上の環境教育だと私は信じています。ただし、厳格なルールと綿密なプログラムが必要です。乗せるもの、乗るもの、共に・・・。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/0UfodHQumdae9CqfJkwLpU