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2023.1019 O.A 邦楽(TVドラマ、アニメソング特集) [chord 5]

・柔道一直線(柔道) / 柔道一直線テーマ
・行け!タイガーマスク(プロレス) / タイガーマスクテーマ
・サインはV!(バレーボール) / サインはV!主題歌
・アタックNo.1(バレーボール) / アタックNo.1主題歌
・あしたのジョー(ボクシング) / あしたのジョーテーマ
・エースをねらえ!(テニス) / エースをねらえ!テーマ
~今回は70年代中心スポーツアニメ・ドラマソング特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏。出演は斎藤氏とmidoriでお送りします。

定点調査〜宿徳内(地層の美)編(境 智洋編) [fun science]

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何度見ても美しい。角度とその色。
全て砂岩。どうしてこんなに変化が出るのでしょう。
砂岩の上に流れた水の跡も美しい。
綺麗なシマシマ模様に境氏はいつも感動なさっています。
東側にあったノジュールは全く見当たらず、地層自体も違います。
ここには牡蠣をメインとした貝が地層の中に見えたり、石炭らしきものも顔を出しています。
昆布森方面ほどダイナミックではないのですが、奇岩絶壁が楽しめます。
大きな岩がゴロゴロしていて、海岸線には亀の甲羅の様な岩が・・・。
そして見上げるとガウディ彫刻の様な岩が・・・。
変化に富んだ砂岩の魅力にとりつかれてしまいそうな場所です。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/2wY8tvNWJzeSP3aQ0FCAQk

教育の現場としての海(笹森 琴絵編) [nature treasure]

笹森①.png 笹森②.png 笹森③.png
笹森氏の仕事あるいは活動は、海と海洋生物の素顔と現状を各地の住民や児童生徒、さらに、より多くの方々に伝えること。10年ほど前から非常勤講師を勤めてきた東海大学での役割も同様。今夏も札幌キャンパスの生物学部で鯨類について学ぶコースを選んだ学生や、全国に所在する附属高校の生徒が室蘭にやって来て行動を共にたそうです。大学生たちには、4月から鯨類や、北海道や噴火湾の鯨類と海洋環境について、調査の内容と意義などについて講義を通して知識を積み上げ、夏にその成果を現地(室蘭)で発揮してもらっているとおっしゃっていました。また、全国から集まった高校生らには室蘭で、笹森氏のレクチャーと現場見学に参加してもらったと。現地見学といっても自然が相手。海の状況により、乗船か水族館の見学か・・流動的。「時化ればそもそも海には出られないという現実もまた、海に関わる活動の難しさ。同時に、何があるかわからないという面白さでもあるので、その醍醐味も伝えられたらと思うのですが、船に乗ってイルカに遭うことを楽しみにしていた若者には酷ですね。時化た時に何をするのか?代替活動は、乗船よりも調整や準備がずっと大変で大切と笹森氏。「水族館、マリンパークニクスは30年近い付き合いで、いつも私の無茶な要求にもこたえるべく、バラエティー豊かなメニューと内容を用意してくれます。私の海活動にとっては、今や不可欠なパートナー的存在です。」以前は、釧路海でも、同様に学生実習をしていました。釧路での活動期間は2003年から、専門学校生の実習として始めたそうです。その後、乗船を希望する若者たちを可能な限り調査船に載せて、ダイナミックな釧路の海をまずは体感し、データをとり、それを元に釧路の海と生き物との関係性に光をあてようとしてきたのです。「釧路の海は様々な種が次々に姿を現すいわばクジラ銀座ですので、鯨類についてのデータはもう、てんこ盛りでした。」小型鯨類はもちろん、中型~大型鯨類、例えばナガスクジラ、ザトウクジラ、マッコウクジラ、シャチなどが現れます。どれか一種にでも会えたら嬉しいというレベルの花形種が次々と現れるので、調査で船を出した15年間は毎年驚きの連続だったと。
噴火湾では30年近く、釧路では15年以上、羅臼は10年ほど、北方四島は6年間など実にあちこちで海の生き物を見つめ続けてきた笹森氏。だからこそ、かつて知っていた、今もよく知る、近年の海の変化には敏感にならざるをえなく、時には底知れない怖さを感じてしまうこともあると・・・。
海の素晴らしさ、現状、課題、問題など、若者たちに伝えたい・知らせるべき事柄は枚挙にいとまがない、ただ、忘れてならないのは、海を活用すること=海に負担をかけるという現実。「現在のところ、私自身は、海に足を踏み込む機会は極力抑制的にと、自らを律しています。」
『地球沸騰の時代が来た』国連のグテーレス事務総長が最近になって発した警告。この言葉が決して大げさではないことを、この夏、私たちは身をもって知ったはず。異常が日常となってしまった感が強く、これをどうしたら止められるのか、元に戻ることはできるのか、日々不安はつきません。「若者たちが希望を持って環境を守る道を選び歩むことこそが、暴走する地球への強いブレーキとなると私は信じています。同時に、この非常事態を招いた大人の一人として責任の重さを深く胸に刻み、彼らにしっかりと寄り添うためにも、古い価値観は換えなくてはならないのだと覚悟し、その覚悟を実際に言動で表明していかなくてはと強く感じています。」
市民活動センターわっとで10月いっぱいにさかまた組の大型写真の展示。釧路市立博物館では、常時大型モニターで常時釧路の鯨類の紹介をしています。
「ぜひ、シャチがやってきている今この時期に、ご自分の町の目の前に広がる海を悠々と泳ぐ仲間たちの姿をご覧に、足をお運びください。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/59Ea177ulxQ1q9zXYjVtz3