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2023.1102 O.A 洋楽  [chord 5]

・If That’s the Way You Want It / Tavares
・Maybe Today / Dee Dee Bridgewater
・Feel Like Making Love / Marlena Shaw
・In All My Wildest Dreams / Joe Sample
・Game / Bobby Womack
~今回の洋楽編。ギタリストDavid T. Walkerのサウンドの特徴が今回のテーマ。
セレクトは洋楽担当のRyo氏。出演は、Ryo氏&midoriでお送りします。
なお、Ryo氏のギターレッスン、インスタアカウントはこちら・・・
https://www.instagram.com/kushiro_guitar_lesson?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D

太陽の黒点はなぜ黒い?(中山 雅茂編) [fun science]

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「黒点というのは、太陽の表面に黒い斑点のように現れる現象のことですよね。その斑点の数が長い周期で増えたり減ったりするということを前回お話ししました。するといろいろな疑問がわいてきたので、もう少しこの黒点のことについて調べてみることにしました。」と中山氏。
太陽の表面温度が約6000度といわれますが、それよりも温度が低いので黒く見えるので、黒点と言います。約4500~4000度くらいだそうです。6000度の部分が黄色く見える部分で、それよりも1500~2000度くらい温度が低いから黒く見えるということなのです。どうして温度が低いと黒く見えるようになるのでしょうか?黒く見えていますが、4500度という温度なので、明るいはず・・・。中山氏が調べてみると、黒点だけ空に置いたら、満月より明るく輝くはずとあったそうです。黒く見えるのは、周りが明るすぎるせい・・・説明されていたそうです。ということは、本当に黒いわけではなくて、結果的に黒く見えている、ということのようです。さらにもやもやし、白黒はっきりさせたくなったそう。
人間の目は、視細胞という細胞が受ける刺激の強さによって明暗とともに色を認識しています。正確には、明暗だけです。色は脳によって認識される情報なので、視細胞としては、光の強度、明るさの違いを刺激の大きさに応じた信号として脳に伝えているといった方がいいでしょうか。さらに視細胞は、明るい環境で働く錐体と、暗い環境で働く杆体・桿体と呼ばれるものに分けられます。明るい環境から暗い環境に突然入った場合、一瞬、周りがほとんど見えないと思っても、少しずつ見えてるくるような経験したことありませんか? これは、錐体から桿体へセンサーが一瞬で切り替わればよいのですが、視細胞は少し時間が必要ということ。このように、光の強さ・エネルギーの強度に応じてセンサーが使い分けられるので、太陽を観察する場合も黒点をもっと詳しく見たいと思ったら黒点だけを見る方法を考えれば良いということなのです。黒点の周りの明るい部分を一緒に見ていると、そこのエネルギーが強いので、エネルギーが弱くなっている黒点の部分が詳しく見えないというわけです。人間の場合、まぶしいと瞳孔のまわりの虹彩が伸び縮みして、瞳孔を小さくすることで光の量を少なくしてくれます。視神経にとってちょうど適量な光の強さ・エネルギーの強さになると、その強弱を認識できるわけです。でも、その認識できる強弱にも幅があります。ですから、視神経が広がっている網膜に、スクリーンのように映像が打つし出されますが、全体として明るい映像が映し出されると暗い部分の詳しい情報が得られなくなってしまうということ。
「太陽を観察する場合も同じですが、新しいセンサーが開発されれば、見え方も変わりますね。最近では、ハワイのマウイ島に設置された口径4mの太陽望遠鏡がとらえた太陽黒点の画像が話題になりました。ここで黒点のベールが少し剥がされた感じがします。「ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡」興味のある方はぜひチェックしてくださいね。」
IMAGES FROM THE INOUYE SOLAR TELESCOPE https://nso.edu/gallery/gallery-images-from-the-inouye

マリモ研究情報〜健全なマリモとは?〜(尾山 洋一編) [nature treasure]

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マリモが健全な状態というのは、具体的にどのような状態なのでしょう?
・大きいマリモが多い方が良い?小さいマリモが多い方が良い?
・マリモにとってどのような場所だと居心地がいいのだろうか(温度・光・底質)
・マリモは阿寒湖でどのくらい増えることができるのか?(環境収容力)
・硬いマリモがいいか、やわらかいマリモが良いか(比重で計測できるかも)
・壊れていてはだめなのか(特別天然記念物としては大きなマリモが大事だけど・・・)。
・マリモの「あるべき姿」とは何だろうか。
マリモのあるべき姿を知るにはどうしたら良いのでしょう?
・人がいない昔の状況を「あるべき姿」としようとしてもデータが無いので分からない。
・まずは現状を把握する。
・そのためにはマリモと生育地の状況(水温、水質など)を定期的に調査する。
・データを長期的に蓄積する。
・その得られたデータからマリモと生育地の状況との関係を調べる。
・マリモにとっての「あるべき状況」とは何かを知ることで、守っていくためにはどのような手段が適切かを理解できる。
※写真は尾山洋一氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/75pOEpYzZeBbl2uNgyq9ZV