SSブログ

fascinated [close to you <art編>]

IMG_8509.jpgIMG_8510.jpgIMG_8511.jpgIMG_8513.jpgIMG_8514.jpgIMG_8515.jpgIMG_8516.jpg
釧路市内外には毛綱毅曠のユニークな建築物が要所要所に存在しています。ちょっと変わったデザインなので、当初はいろいろな意見があったことでしょう。
ただ、その建築に魅せられた人々もたくさん。中には作家の方もいらっしゃいます。
そこで、今回は毛綱建築に魅せられた作家が描いた作品が展示されています。
もちろん、毛綱毅曠の初代代表作「反住器」の設計図(複製)の一部も。彼の筆跡がなんとも可愛らしく見えてきます。
羽山雅愉が描いた「黄昏・釧路」には現在の釧路センチュリーキャッスルホテルが描かれ、幻想的な雰囲気に包まれる空気感が伝わってきます。
ビン カシワが描いた「フィッシャーマンズ・ワーフ」には楽しげな街の雰囲気が描かれています。センターにはもちろんタイトルになっているフィッシャーマンズ・ワーフ。遠くには阿寒の山並みも・・・西洋人ぽい人たちの姿も・・・楽しいパーツが所狭しと描かれています。
そして遠藤理子が描いた毛綱毅曠建築の数々。釧路市立博物館、MOO、釧路市湿原展望台、そして新作の反住器。
毛綱建築作品に魅了された作家、創作意欲を刺激された画家たち。彼らのフィルターを通してみる毛綱建築。
あなたの目にはどう映りますか?
(描かれた毛綱建築は11/26まで北海道立釧路芸術館 フリーアートルームで開催中です。)

2023.1115 O.A 林田クリニック 院長 林田賢聖氏 [close to you <dr.編>]

cd1115 林田dr.jpg
くしろ健康まつりで講演なさった「あしたが変わる心不全 トリセツ」について詳しくお話しを伺いました。
まず、心不全とは・・・・心臓の機能が悪いためにむくみや息切れが起こり、だんだん悪くなって生命を縮める病気。また、心不全は心臓のポンプ機能が異常に生じて、十分な量の血液を全身に送り出せない状態。その心不全は高血圧、心筋梗塞、不整脈、心筋症、弁膜症、糖尿病など様々な疾患が原因になるそうです。
心不全で苦しんでいる方は年々増えているそうです。推定総数ですが、2010年には約100万人だった患者数が、2020年には約120万人になり、今後2030年には約130万人に上ると。まさに林田氏曰くの心不全パンデミック。
日本人の死因の第1位は悪性新生物、第2位が心疾患(高血圧をのぞく)、第3位は老衰、第4位は脳血管疾患、第5位肺炎と続きます。
心不全と癌の生命予後ですが、全がん5年生存率が63.2%、心不全4年生存率が55.7%という調査結果が出ています。
心不全ですが、入院日数と院内死亡率は低下しているそうですが、1年死亡率は低下が見られないとか。
実は心不全、薬を飲むとよくなる方が多いそう。そこで治ったと思い薬を飲むのをやめてしまう。それが問題なのです。
あくまで薬は予防のためのものなので、それを飲まなくなると・・・その後は想像がつきますよね。
心不全はステージABCDと分かれているそうで、ステージAとBは受診前。症状としてあまりよくわからない感じ。高血圧や糖尿病、動脈硬化疾患等・・・・。
ステージCになると心不全が発症します。そこで受診するという方がほとんどだそうです。
「この進行ステージのうち、発症前のステージAやBで勝負したいのです。」やはり、普段からかかりつけ医を持って危険因子を減らしていく。
さらには予防が一番大事ですから、症状がでる前、普段の生活を見直し、自分の中の危険因子をチェックしてみるのが良いのでは。。。と感じました。