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hokkaido bank collection [close to you <art編>]

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IMG_5250.jpeg 私たち道民に馴染みのある北海道銀行のコレクションの展覧会です。
北海道銀行は初代頭取の島本氏が木田金次郎の作品に感銘し、設立当初から北海道ゆかりの作家を支援する活動を
行ってきたそうです。「道民が自分たちの地域に育った北海道の芸術を強く求めていることを感じ、
進んでこれに力を貸すことが企業としての社会的な責任である」という言葉を残しています。
北海道銀行のコレクションとしては800点以上、そこからの選りすぐりを33点展示。
油彩が多いそうですが、他には木版画、エッチング、彫刻など。
中には展示会場の天井に届くほどの大きな作品もあるそうです。
津田氏オススメは、佐藤忠良の島本融氏之像。小谷博貞の防雪林I。本郷新のライラックをかざす乙女。
藤野千鶴子のリラの花咲く大通り。
北海道銀行の取り組みは作品収集をはじめとして、若手作家をはじめとした美術展への助成やコンサートの企画等も実践。
この様な支援は、結果として北海道美術を築いていった作家たちを支えることに繋がりました。
「今回の展覧会を見ていただいて、北海道にこんな作家がいた、こんな作家がいるんだと気づいていただけると嬉しいです。」と津田氏。
この北海道銀行コレクションは1階での展示になりますが、2階ではスポット展示を行っています。
こちらでは、三岸好太郎の「飛ぶ蝶」を1点展示し、その「飛ぶ蝶」をテーマにすずきもも氏が新作絵本を書き下ろした、その原画を展示しています。
※尚、写真は北海道立三岸好太郎美術館 津田しおり氏からお借りしました。
(北海道銀行コレクション展は11/23まで北海道立三岸好太郎美術館で開催中)

2021.1020 O.A 釧路ひがし耳鼻咽喉科 院長 小原修幸氏~1~ [close to you <dr.編>]

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11月に新しく釧路に開院する小原氏にまずは先生についてお話しを伺いました。
小学生の頃は医師という道は全く考えていなかったそうですが、中学生の時盲腸で長期入院し医師という仕事の内容を垣間見ることができて興味が湧いたそう。
手術をやる外科系に進みたかったとおっしゃっていましたので、耳鼻科の実習で耳鼻科は大きな手術をすることもあるという事を知ったこと、
そして親しみやすいDr.が多かったので耳鼻科の道へ進みます。  
得意分野は、耳の病気。難聴や耳鳴り、中耳炎など。大学にいらした頃は人工内耳植え込み術や難聴、中耳炎の手術をなさっていたそうです。
市立札幌病院や直近までいらした町立中標津病院でもなさっていたそうです。「これからは、手術をすることはあまりなくなると思うのですが、
市立釧路総合病院などで依頼があればやりたいと思っています。」
医師になられて今年で21年目。耳鼻咽喉科の進化について伺いました。内視鏡の進歩が一番と教えてくださいました。
医師になった頃には副鼻腔炎(蓄のう)の手術が内視鏡で行われ始めた頃で、今とは格段の差。画質も素晴らしく綺麗になり、小さな癌などの病変が見つけやすくなったそうです。最近は耳や甲状腺も内視鏡で行われるようになってきているとおっしゃっていました。他には癌の治療の進歩。
あまり耳鼻科というと癌のイメージはないかもしれませんが、頭頚部癌といって耳・鼻・のど・頸部の腫瘍は多いとのこと。
抗癌剤を腫瘍に血管を通して送り込んで局所的に治療をしたり、放射線治療も進歩しているそうです。
今考える理想の医師像とは・・・。「病院勤めだった時には専門性を高めて、専門医でしかできない手術や治療ができることと考えていました。
ただ、これからは開業医なので、耳鼻科に関することが気軽に相談できて、大きな病気はしっかりと病院の医師に紹介して治療に繋げていけるようにと思っています。
地域の医療にたくさん貢献していけたら嬉しいですね。」