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2023.0119 O.A 洋楽 [chord 5]

・Don't You Worry 'Bout A Thing / INCOGNITO
・Still A Friend Of Mine / INCOGNITO
・Givin' It Up / Shirley INCOGNITO
・A Shade Of Blue / INCOGNITO
・Jump To My Love / TINCOGNITO
~今回の洋楽編、INCOGNITO 特集です。
セレクトはToshi氏。今回の出演は、Toshi氏&midoriでお送りします。

雪と氷〜春採湖編(境 智洋編) [fun science]

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今は寒い冬。でもだからこそ出会える素敵なものに出会ってきました。近場の春採湖で・・・。
春採湖で御神渡り・・・ご存知でしたか?有名なところは屈斜路湖や阿寒湖などがありますが、実はここでも見ることができました。
一番最初の写真がそうなのですが、あまりわからないかしら?直線ではなくS字になっています。
対岸との距離が一番近いところに何と無く見えますか?
そして、これもびっくりアイスバブル。ただ、あまり綺麗な状態では残っていませんでした。
なぜなら、雪が降ったり、暖気がきてとけたり、さらに雪が降ったり・・・そんな気象条件なので、透明な氷という感じではなかったです。
そして、綺麗だったのが、湖の表面にうっすら積もった雪が風で飛ばされる感じ。綺麗な模様を作っていました。
そして、表面の氷がガタガタになっている模様も。そして、黒っぽい氷の下に球体のまるでマリモみたいな形の氷が見えたこと。
ぜひ、冬の綺麗な一期一会とも言える自然が創り出す造形に目をとめてみてはいかがでしょう。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/3MPr4NAisfn4kEW2IcytEU

コロナとクジラ??(笹森 琴絵編) [nature treasure]

① 笹森12月収録.JPG ② 笹森12月収録.jpg ③ 笹森12月収録 .jpg
ウオッチング船稼働率は、2019年から激減。国外でも国内でも。というのが現状です。人間活動にとっては停滞やダメージ続きですが、動物にとってはどうなのでしょう?
私たちはつい、自分たちの都合で物事の価値判断をしがちですが、再び増加した船に鯨類がどのような影響を受けているかいないかについては考えが及びずらいもの。
時には立ち位置や視点を変えてみることも、大切だと思うと笹森氏。人間活動はコロナによる行動規制後、再び稼働し、自粛への反動やストレス解消で以前より加速
しているようにも見えると。船舶の過剰な行き交いから一時的に解放されていた鯨類がこれに振り回されプレッシャーを受けている可能性があるのです。
例えば、2020年にジブラルタル海峡で起きたシャチによる観光船や調査船への攻撃。具体的には、1時間以上にわたりボートに体当たりし、舵を食いちぎりました。
船は航行不能になり、救助される事態に。衝突の間、シャチたちは大きな鳴き声をあげ、互いに意思疎通しているかのようにみえたそうです。
行動規制で漁業やホエールウォッチングなど船舶の通行量が減り、かつてないほど静かだった海に再び船舶が戻った事で、イラっとしたシャチが攻撃をしかけたのでは?
とは、現地でシャチを観察している研究者の見解だそうです。この事例から学ぶべき事は、人間活動が野生動物にどれだけストレスを与えているかを慎重に考慮すべきと
いうこと。さらに、それを踏まえて私たちは、可能な限りではなく、それ以上に彼らへの刺激を抑えるべきであるということ。
「シャチは狂暴で無感情で、愚鈍な生き物と思っている人がいたら大間違い。シャチは効率的に生存するために経験から学習する生き物という意味で知的な生き物だと、
20年以上彼らを実際にみてきた私は感じているます。彼らとのつきあいが長くなるほどわかってくるのは、観察する上で距離や時間の設定に配慮が必要ということです。」
シャチの群れは、大抵は子供を連れているので、素早く逃げる、潜ったまま長距離遊泳するなどの避難行動がとれない状況が多いそう。
それを補う手段として自分たちを取り巻く環境にはとても神経を使っているはずと。群れの絆が強い彼らは、子供が逃げ切れない、あるいは子供から目をそらさせたい場合などは、協力してアグレッシブに行動するそうです。その様にわかりやすいシャチたちより、実は深刻な状況におかれているかもしれないのは、そうではない種。
つまり、小型種・大型種を問わず、群れをつくらず単独行動で、人間活動の影響が及びやすいより岸に近いエリアを生活圏とする種。
そのような種はただストレスに耐える、最悪は大切な生活域を離れるしかなくなっているかもしれないと。ただ、鯨類観察者が存在しない海域ではどんな事が起きていても知りようも防ぎようもないのです。
「鯨類に対して行動に関する知識やモラルのある事業者や、私たちの協議会に登録している事業者は、あらゆる場合を想定したルールに則って船を動かしているので、
すでに実行しています。でも残念ながら、未だに明文化しているか否かに関わらず動物に配慮する行動基準を持っていない、或いはルールはありながら守っていない事業者はいるのです。さらには参加者もまた、自分が今、楽しければそれで良いという方がいることも事実。人間には壊した自然環境や生態系を元通りにすることも、あるいは
変えてしまった結果を良い方に向けることもできないのです。クジラを観察したいなら、せめて自分のやっている事が自然や動物の保護に結びつく様に還元しなくては。」
私たち人間が節度と責任ある行動をとること。自然や野生動物と接する者は誰もが、本来、これらや彼らを人間の思い通りにして良いわけではないことを繰り返し
肝に銘じなければならないとあらためて思うのです。
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/56bgo8UZI5RvQieRdzkGwe