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2023.0420 O.A 洋楽 [chord 5]

・Hold on / Will downing
・A friend / The Winans
・I was you / Brian McKnight
・Heart,mind&soul / El DeBarge
~今回の洋楽編、歌モノ Black男性特集です。
セレクトは今回から洋楽担当アンクルパーカー氏。今回の出演は、アンクルパーカー氏&さとう晴美でお送りします。

今度はラオスで・・・(境 智洋編) [fun science]

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氷点下30度以下の2週間後に40度近いラオスへ出かけた境氏。
今回も理科教育の関係です。以前理科教育の振興コースにいらしていたTOさんのフォローアップで出かけ、ラオスの理科教育の現状を見学してきたそうです。
今回で3回目のラオス、今までは北部のルアンババーンだったそうですが、今回は南部のパクセー。
3月は乾季。最低気温は夜になると25~30度という暑さ。
ラオスの理科教育はトピックで学ぶ形。日本は系統的に学ぶスタイル。自分たちで考える力を育てる問題解決型。
ラオスは以前の日本での教育方法に似ている感じです。
ですから今回でラオスの理科教育の状況がわかり、今後はその課題解決の方法を探ることができるのでは?と思われます。
さて、ラオスの食事はお米(もち米)が主体。そこに肉や魚料理。調理方法は焼いたり、似たり、炒めたいり。いずれも辛いそうです。でも美味しかったと。
特産は南部はコーヒー。北部メインでは織物。ということでスタジオにはお米を炊く?蒸す入れ物とお金と織物とインスタントコーヒーをお持ちいただきました。
物価はものによるそうですが、ガソリン1L200円、コーラが100円くらい。500円くらいで美味しいランチが楽しめるそうです。
教員の月収が2~3万円。それだけでは大変なので、ほぼ副業をしているそうです。
お金の単位はキープ。0がたくさんついているのですが、12000~15000キープで100円くらいだそう。
今回学校訪問も行ったそうですが、子供たちの素直な目、学びたいというその熱意をとても感じたとおっしゃっていました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/67SiqBMo2ERvaCR1PRm2iT

水族館のイルカたち(笹森 琴絵編) [nature treasure]

1 笹森ミンククジラ.jpg2 笹森イシイルカ.JPG3 笹森ネズミ.jpg
今日は飼育下にある鯨類について。日本の水族館で鯨類を観た方がいれば、目にしたのは日本沿岸でよく見られるハンドウイルカとカマイルカ、ゴンドウ類、
シャチ、例外的にベルーガのいずれかだったのでは?と笹森氏。日本の周りには、色々な種がいるはずなのに・・・。
鯨類も種によって飼育に向き不向きがあり、また、生きたままの捕獲が難しいなどの理由がそこにあるのです。
向き不向きがあるその理由の一つは体の大きさ。身体の大きさは種によってそれぞれ。クジラと名の付くものは、小さめでもミンククジラの7mほど、大きいザトウクジラやマッコウクジラ、ナガスクジラなどは15mや20mなど。水槽に閉じ込めるには、まずは物理的に無理があります。
でも、大きい生き物で水族館にいるものもいます。成長すると10m〜20m近くにもなる魚類のジンベエザメはその代表。海での彼らは基本、のんびりゆったりしていて、敏捷に動かないプランクトンや海藻などを食べているそう。水槽に入れられている様子を見る限りは、同じ大型海洋生物の鯨たちの様にはストレスを感じていないよう。
水槽サイズとは決して言い難い鯨たちに比べ、小型鯨類のイルカたちはサイズ的にはいけそう。と思ったら大違い。大きささえ合えば、どの種でも水族館で飼育OKとはいかないのです。ということで、二つ目の理由は生態から言って飼育には向かない種もいるということ。
体長が2mに満たないイシイルカ。大きさ的には飼育可能に感じられますが、実は海での彼らは突っ走り屋。自然界にいる時と同じ様に水槽の中でもジグザグに突っ走れるようにするのはほぼ不可能。また、生きたまま捕獲するのも難しい種。北海道沿岸や北方四島などの海で彼らの暮らしぶりをみてきた笹森氏から言えば、飼育には全く向かないと。これが、生態や行動からして飼育に向いていない種もいると考える理由の一例。家族の絆の強いシャチもある意味同じで、本来は家族から引き離すべきで
なく、特に野生のシャチをさらってきて展示することを禁じる動きはアメリカなどを中心に強まってきているそうです。
ネズミイルカですが、因みにこの種は飼育に特別な許可が必要で、小樽水族館以外では見られない種。「釧路や噴火湾、北方四島、カムチャツカやアラスカなど、沢山の海で彼らを見てきたのですが、小樽水族館でみたネズミはどこのネズミとも全く違う行動パターンだったので、正直驚きました。自然界のネズミは船に近づいてきたりはしないし、船から目の届く範囲でのんびりしていることもない。とても警戒心が強い生き物。水族館のネズミたちのような、大らかで遊び心がある生き物という印象はない。つまり姿は同じだけど自然界のそれとは全く違う生き物という感じでした。」
水族館で暮らすうちに、食べたり繁殖したり以外の事柄に興味を持つようになったイルカたちと、厳しい自然界で生き抜くために生きている彼らと、どちらが本来の、あるいは、あるべき姿なのかを断言できる人間は少ないでしょう。もちろん、飼育に向き不向きも。
「彼らは野生動物であり、人間を楽しませるために望みもしない場所に閉じ込められるべきではなく、自然界にいるべき存在だと思っている私のように、厳しくても野生動物として生きて死んでいくのがあるべき姿と考える人もいれば、水族館で苦労なく暮らせるなら、そちらも、あるいはそちらの方が幸せと考える人も。近年、水族館に、教育的意義や絶滅危惧種の保存という役割を果たさせようという考え方や動きが強まっています。野生動物から直接間接的に生活や生活圏を奪ってきた私たちにできることの一つとして重要な活動であると認識しているし、そういう点で私も協力関係を結んでいる館はあります。けれどこれはある意味、本末転倒とも。野生動物とは、地球の豊かさを保っているものたち。自然界に必要だからそこに居ると常々言っていますが、それだけでなく、今、この瞬間に自然界のどこかにいるのだと想像しただけで、地球の豊かさを感じ、私たちの気持ちも豊かにしてくれる存在でもあります。山や海、空に、生き物の姿が溢れる地球であってこそ、私たち人間もまた、体も心も健康にしてくれる自然界の力を存分に享受できるのだと思うのです。人間活動で本来の生活ができなかったり絶滅する生き物をこれ以上増やさないようにするのが、地球に生まれた私たちにとっての義務であり権利でもあると思うのです。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/2TNMsMMUq1cB599wQ0lX4k