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2023.1110 O.A ジャパンMobilityショーに行ってきたよ [varied stories]

菊田真寛さん(会社役員)

ジャパンモビリティショー2023にワクワクドキドキして出かけた菊田氏。半年も前から楽しみにしていたそうです。東京モーターショーから名称をジャパンモビリティショーに変更して、2019年以来4年ぶりの開催。10月29日〜11月5日までの8日間、想定される入場者数は100万人とか。放送日には実施の数字が出ていますね。
主催者である日本自動車工業会の豊田章男会長は、モビリティーの未来とオールジャパンの力をスタートアップを含めたオールインダストリーで示すと語っていたそうです。トヨタをはじめとした自動車メーカーをはじめ、二輪車メーカー、トラックメーカー、中国の電気自動車メーカ―、ドイツの自動車メーカー、その他部品メーカーや、スタートアップ企業など470社以上が出展。今までで一番多い出展社数での大イベントだったそう。
今までのモーターショーは、車に関する新しい技術の展示だったので、それなりのワクワク感はあったものの、入場者数も減少していたそうです。それを、日本発の未来を世界に発信するということで、<乗りたい未来を探しに行こう>をテーマとしたのです。モビリティのショーなので、乗用車、二輪車、トラックなどはもちろん、ほかにスバルは空飛ぶ車のエアモビリティのコンセプトモデルを出展していたり、ホンダは、ホンダジェットのモデルプレーンと実際のジェット機の一部を出展していたそうです。「また、新しい電動の車いすや、新しい自転車、驚きは、なんと搭乗型ロボットです。いわゆるモビルスーツでガンダムのように乗って動くロボット。ツバメインダストリという会社が『アーカックス』というロボットを出展してました。高さ4.5m、重量3,5t。なんと、受注生産を開始していて価格は4億円。」
今まで何度もモーターショーを観に行っている彼は、今回が一番ワクワクして、一日では観きれない・・・と。
特に、自動車メーカーでは、新型車、コンセプトカーがたくさん出展していたそう。トヨタは、ショーファーカーの最高峰であるセンチュリーの新型SUV、また、未来的なスタイルで、いわゆる「かっこいい」車である新世代スーパースポーツEVの「FT-Se」や、ランドクルーザ―のEV、レクサスでは、新時代の4ドアクーペで3年後商品化を目指すとされている LF―ZCが展示されていたそう。日産は、近未来の電動SUVやEVミニバン、マツダも、かっこいいスポーツコンセプトカーを出品していたとおっしゃっていました。
「公開日の初日のプレビューデ―に行ってきましたが、いつもなら、並ばずすんなり会場に入場できましたが、今回は4年ぶりということや、出展社数が大幅に増えたこと、EVなど技術革新が起きていて、100年に一度の変革期を迎えた自動車産業といわれていることからも、注目度がとても高まっていたのでしょう。すごい人でした。」お昼すぎに会場について閉館の18時まで滞在したそうですが、全て観て回るには時間が足りなかったと。「約10,000歩歩きまわりました。スマホの写真も100枚くらい撮りました。帰りはへとへとでした。でも一日中、ワクワク感が止まらない一日でしたし、今から2年後の開催が楽しみになった一日でした。」
※写真は菊田真寛氏からお借りしました。
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2023.1109 O.A アイドル  [chord 5]

・渋谷で5時 / 鈴木雅之 with 菊池桃子
・愛が生まれた日 / 藤谷美和子・大内義昭
・愛しさとせつなさと心強さと / 篠原涼子 with t.komuro
・輝いた季節へ旅立とう / 松田聖子
・TRY ME〜私を信じて〜 / 安室奈美恵 with スーパーモンキーズ
・碧いうさぎ / 酒井法子
~今回は邦楽アイドル編。29年前のアイドル特集です。FMくしろが開局した年ですね・・・
セレクトは齋藤氏。出演 齋藤氏&midoriでお送りします。

サンショウ(野村 香編) [fun science]

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今回はサンショウ。実ではなく、その皮を水蒸気で蒸留。
主成分はβフェランドレン、シトラール、リモネン・・・モノテルペン炭化水素です。
香りはスパイスとして利用するあの香りとは違いました。柑橘系のスッキリした感じ。シャキッとする感じがしました。
気になる有用性ですが、食欲増進、消化促進、そして、脂肪代謝促進作用が・・・。
気持ち的には、スッキリしない時や気分が落ち込んでいる時に。ただし落ち込みすぎていない時。
この寒暖差がある、寒くなる季節には嬉しい香りのようです。
例えば、寒暖差アレルギーとか咳が出るとか・・・。ラヴィンサラとブレンドしたオイルケアを部分的に使うことで楽になることもありそうです。
「それにしてもこんなマニアックなエッセンシャルオイルを作るって大変だと思いませんか?あの小さな山椒の皮ですよ・・・だから希少なんですよ。
それだけにギュッとエッセンスが詰まっている・・・japanese pepper」
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/6y37EV4AfVDESiKdYUOHNQ

高校の同窓生との時間(齊藤 慶輔編) [nature treasure]

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初めて高校の同窓会に参加。色々と感じるものがあったそうです。
一人の人間齊藤慶輔として存在したかった・・・ということで、クラウドファンディング等はなさならなかったそうです。
「道東を中心に仕事をしていると、自分がどう知られているのかなんてわからないですよね。意外に認知されていたことに驚きました。」
テレビにもたくさん出演なさっていますし、CMでも扱われているので、もちろん全国区ですよね。
そう思っていないのはご本人だけかもしれません。
同窓会といえば・・・甘酸っぱいお話しもあると思いますよね?なのでズバリお聞きしてみました・・。
「えっ?まさかこんな展開になる〜〜〜〜〜〜?」とおっしゃっていましたが、もう少し深く追求したかったのですが、我慢しました。
「でも人間、そんなに変わらないものだな〜」って感じたそうです。このコーナーでは人間齊藤慶輔にこれからも迫りたいとあらためて思いました。
もちろんお仕事のお話も忘れずにお聞きします。
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/4cOR8f8DXxvFzyeu8vnzMq

sence of blue [close to you <art編>]

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IMG_8405.jpg青ってどんなイメージですか?
海、空・・・といった自然の風景にあるもの、もしくは人の心の中にあるブルーなイメージ的なもの、
幅広い解釈ができると思います。
「芸術家たちが色彩に対してどういった感覚をもっているかに焦点をあてました。
とりわけ、広い空と海に囲まれた釧路において表現されることの多い青に注目し、
釧路と他の文化圏の作家による青の表現などを交えて、コレクションをご紹介しています。」と武束氏。
油彩、日本画、アクリル画。同じ油彩でも絵の具をたっぷり使ったもの、薄塗りしたもの、描き方でもブルーのイメージは変わります。さらに作家本人がブルーに対してどういう意味を見出していたのかも様々です。
とにかくブルーといっても数えきれないほどのブルーがあるのだとあらためて感じる内容です。
切り口を「ブルー」にしたコレクションの展開、そして作品が隣の作品へと繋がれているイメージも感じ取ることができるのではないかと思います。
出品されている作家は、西塚栄、木下勘二、羽生輝、望月正男、上野憲男、新井義史等々。作品数にして12点。
落ち着く感じのブルー。
寒々しさを感じるブルー。
寂しさ・憂いを感じるブルー。
清々しさを感じるブルー。
ハッと感じさせられるブルー。
今、あなたが感じる ふっと心に入ってくるブルーはどのブルーでしょう・・・。
(センス・オブ・ブルーは12/10まで釧路市立美術館で開催中です。)

2023.1108 O.A 釧路赤十字病院 内科 古川真氏 [close to you <dr.編>]

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今年も釧路糖尿病デー市民公開講座が開かれます!・・・ということでお話しを伺いました。
まずは糖尿病って何?と基本に立ち返って質問スタート。ものを食べた時に人間がエネルギーとして使えるエネルギー源は主に3つ。
炭水化物〜ブドウ糖、タンパク質〜アミノ酸、脂肪〜コレステロールや中性脂肪。
「一番体の中で使いやすいエネルギーがブドウ糖。その使い方がうまくいかなくて、車に例えると燃費が悪くなった状態が糖尿病かな?って僕は思っているんですよ。ガソリンは入れるけれどちゃんと循環してエンジンを回す役に立たなくなってしまう状態。スピードは出ないし燃費も悪いし排気ガスも多くなるし・・・。」
古川氏の講演は2つ。まずは『糖尿病は甘くない?血糖値をめぐる大事なお話!』糖尿病って甘いものを食べたらなるんじゃない・・・?そういうイメージ。
以前糖尿病という名前を変えた方が良いのでは?という話が出ていました。その代替案の候補が出たそうです。ディアべテス。糖尿病の英語読み。Diabetesとのこと。
血糖値の検査の数字はどんな意味があるのか?どれくらい甘いのか?詳しいお話しは是非会場でお聞きください。
次は大屋薬剤師による『冬はつとめて。秋の夜長と低血糖』
そして古川氏の『脅威のやせ薬?糖尿病薬をめぐる誤解と理解!』とつながります。
ここ10年くらいで次から次へと色々な薬が出てきて、20年くらい前まではそんな薬はなかったそうです。インスリン注射と2つ3つ薬があるくらいで、インスリンの分泌を刺激する薬とその出たインスリンの使い方を効率よくする薬くらいだったそう。おそらく講座で出てくる薬の名前がインクレチン。この薬が非常に優れた作用もあり、ただ、今使われ方として誤解を招いてしまっているとか・・・。糖尿病の人で太りすぎてしまった人に対して使おうという薬なのですが・・・どうやら自由診療で適応外使用をしているところもあるそう。
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<釧路糖尿病デー 市民公開講座>
●日時:11月18日(土)14:00~15:30 ●場所:コーチャンフォー釧路文化ホール 2F 展示ホール●参加費無料・事前申し込み不要
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講演1 14:00〜14:20 「糖尿病は甘くない?〜血糖値をめぐる大事なお話!〜」  釧路赤十字病院 内科 部長 古川 真氏
講演2 14:20〜14:50 「冬はつとめて。秋の夜長と低血糖」  むつみ薬局 光和店 薬剤師 大屋 太郎氏
講演3 15:00〜15:30 「脅威のやせ薬?〜糖尿病薬をめぐる誤解と理解!〜」  釧路赤十字病院 内科 部長 古川 真氏

はじめまして・・・(久保田 裕之編) [varied experts]

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10月の人事で室蘭支社報道部長から釧路にいらした久保田部長。実は釧路、道東は初とのこと。「まだ、会社の外にほとんど出ていないので、まちの状況が分かっていませんが、黒金町にある釧路支社からの海の眺めは最高です。夕方になると会社の窓から太平洋を見ては心を癒やしています。西側の沖の先には十勝や日高の山並みが一望できるのも驚きでした。」北海道新聞に入って30年ほど、これから釧路の魅力をたっぷり感じていただければと思います。
久保田氏は東京生まれの東京育ち。入社試験で初めて北海道に。入社は1989年、最初に配属されたのは函館支社。次は本社の整理部。ここは取材したり原稿を書いたりはせず、出てくる原稿に見出しをつけ、記事をレイアウトして紙面を作るのが仕事。その次は本社政治部に移ったそうです。
新聞の編集部門には、おおざっぱに言うと「硬派」と「軟派」という区分けがあるそう。硬派は政治部や経済部、軟派は主に社会部。「私は政治や行政に興味があったので政治部を希望しました。担当は道庁と道議会、道内選出の国会議員や労働組合などです。道庁担当は合計で6年に上りました。これは社内でも長い方になります。最初の知事は堀達也さん、次が高橋はるみさんでした。」
その後、東京支社の政治経済部で政治担当。北海道新聞は地方の新聞社では珍しく、東京に100人近い記者を置いていたそうです。今は少なくなりましたが、海外にも駐在記者を配置。久保田氏は東京で最初に自民党担当となり、いわゆる「番記者」をなさったそうです。亡くなった野中弘務さんや青木幹雄さんの担当。その後、小泉純一郎首相の時代になり、外務省や総務省、国土交通省を担当なさったそうです。それから本社に戻り再び政治部で道庁を担当。現場の記者が書いた原稿を見たり紙面構成を決めたりするデスクとなり、室蘭、滝川を経て本社に戻り、編集本部委員という役職に就きます。その日の新聞の編集長のような仕事。各部署が全道版に出してくる記事や通信社の記事を見て、今日の一面はこの記事、社会面はこの記事、などと決めて紙面を作る司令塔のような役職とのこと。多い日で1日5000本の記事を読んで判断していくそうです。「朝刊を担当すると、昼から翌日の明け方まで休憩なしで16時間ぶっ通しの勤務になり、次々と事件や事故、さまざまな出来事が起きるため席を離れることも出来ません。責任も重大で、振り返ると、よくこんな仕事に耐えられたものだと思います。」
釧路の前は室蘭勤務。釧路はやはり規模が大きく漁業もケタが違うという印象・・・と。「港にずらりと係留されている大型の漁船団も壮観な眺めですね。釧路報道部は釧路、根室管内が取材エリアですが、まだ市外は回れていないため酪農などの農業にも触れられていません。観光名所も多いですが、これもほとんど手つかずです。これから地域の人たちの話をたくさん聞いて道東、釧路の全体像をつかんでいきたいと思っています。」
実は釧路には仕事では何度かいらしたことがあるそうですが、いわゆる観光地には行かれていないそう。例えば釧路湿原とか阿寒湖温泉とか・・・。お出かけになった時にはその感想もお聞きしてみたいと思っています。

2023.1103 O.A「まだまだ続きます・・・今度はヤギ汁とお土産」 [varied stories]

那良伊功さん(南の美ら花 ホテルミヤヒラ 取締役統括部長)
https://www.miyahira.co.jp/company/

最近の石垣島は修学旅行生が多いみたいです。関東からもいらっしゃるそうですが、関西方面が多いかな?と那良伊氏。気温的にも26度くらいなので、過ごしやすい好きな季節とおっしゃっていました。
修学旅行生はシュノーケリングやダイビング等の海に関することや、近くの離島等で文化や暮らし等にも触れたりするそうです。
どんなお土産を買っていくのかな?と思ったのですが、どうやらちんすこうは根強い人気があるそう。
那良伊氏のおすすめは・・・「塩せんべい」さらには伊佐製菓の。
色々な塩せんべいが販売されているそうですが、それぞれ少しずつ違うので、食べ比べてみても面白いかもしれません。「子供の頃はオレンジジャムとかチョコレートジャムをつけて食べてましたよ。」
さて、牛汁の次はヤギ汁。以前林田健司氏からもお聞きしたことはあったのですが、やはり香りがすごいみたい。そこで活躍するのがヨモギ。ヤギ汁はヤギ肉の汁物で、肉や骨を煮込み塩で味付け。獣臭が強いので、臭い消しにフーチバー(ヨモギ)等を使うそうですが、沖縄でも苦手な人と好きな人が分かれる料理とか。
ヤギ汁は昔からお祝いごとには欠かせないお料理の様です。おめでたいことがあると、ヤギ汁を振る舞うという風習があったそうです。現在でも、家を新築するときなどにヤギ汁を大工さんに振る舞う慣習があるそう。また、産後の体力回復等滋養強壮によいそうです。
今回も食べ物のお話しが多くなりましたが、次回は遊び。。。夜の遊びについてお話しをしてくれるかもしれません。
※写真は那良伊功氏からお借りしました。なお、お話の内容と写真は関係ありません。那良伊氏が無人島でキャンプした時の様子とヨナラ水道に浮遊するマンタ。
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2023.1102 O.A 洋楽  [chord 5]

・If That’s the Way You Want It / Tavares
・Maybe Today / Dee Dee Bridgewater
・Feel Like Making Love / Marlena Shaw
・In All My Wildest Dreams / Joe Sample
・Game / Bobby Womack
~今回の洋楽編。ギタリストDavid T. Walkerのサウンドの特徴が今回のテーマ。
セレクトは洋楽担当のRyo氏。出演は、Ryo氏&midoriでお送りします。
なお、Ryo氏のギターレッスン、インスタアカウントはこちら・・・
https://www.instagram.com/kushiro_guitar_lesson?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D

太陽の黒点はなぜ黒い?(中山 雅茂編) [fun science]

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「黒点というのは、太陽の表面に黒い斑点のように現れる現象のことですよね。その斑点の数が長い周期で増えたり減ったりするということを前回お話ししました。するといろいろな疑問がわいてきたので、もう少しこの黒点のことについて調べてみることにしました。」と中山氏。
太陽の表面温度が約6000度といわれますが、それよりも温度が低いので黒く見えるので、黒点と言います。約4500~4000度くらいだそうです。6000度の部分が黄色く見える部分で、それよりも1500~2000度くらい温度が低いから黒く見えるということなのです。どうして温度が低いと黒く見えるようになるのでしょうか?黒く見えていますが、4500度という温度なので、明るいはず・・・。中山氏が調べてみると、黒点だけ空に置いたら、満月より明るく輝くはずとあったそうです。黒く見えるのは、周りが明るすぎるせい・・・説明されていたそうです。ということは、本当に黒いわけではなくて、結果的に黒く見えている、ということのようです。さらにもやもやし、白黒はっきりさせたくなったそう。
人間の目は、視細胞という細胞が受ける刺激の強さによって明暗とともに色を認識しています。正確には、明暗だけです。色は脳によって認識される情報なので、視細胞としては、光の強度、明るさの違いを刺激の大きさに応じた信号として脳に伝えているといった方がいいでしょうか。さらに視細胞は、明るい環境で働く錐体と、暗い環境で働く杆体・桿体と呼ばれるものに分けられます。明るい環境から暗い環境に突然入った場合、一瞬、周りがほとんど見えないと思っても、少しずつ見えてるくるような経験したことありませんか? これは、錐体から桿体へセンサーが一瞬で切り替わればよいのですが、視細胞は少し時間が必要ということ。このように、光の強さ・エネルギーの強度に応じてセンサーが使い分けられるので、太陽を観察する場合も黒点をもっと詳しく見たいと思ったら黒点だけを見る方法を考えれば良いということなのです。黒点の周りの明るい部分を一緒に見ていると、そこのエネルギーが強いので、エネルギーが弱くなっている黒点の部分が詳しく見えないというわけです。人間の場合、まぶしいと瞳孔のまわりの虹彩が伸び縮みして、瞳孔を小さくすることで光の量を少なくしてくれます。視神経にとってちょうど適量な光の強さ・エネルギーの強さになると、その強弱を認識できるわけです。でも、その認識できる強弱にも幅があります。ですから、視神経が広がっている網膜に、スクリーンのように映像が打つし出されますが、全体として明るい映像が映し出されると暗い部分の詳しい情報が得られなくなってしまうということ。
「太陽を観察する場合も同じですが、新しいセンサーが開発されれば、見え方も変わりますね。最近では、ハワイのマウイ島に設置された口径4mの太陽望遠鏡がとらえた太陽黒点の画像が話題になりました。ここで黒点のベールが少し剥がされた感じがします。「ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡」興味のある方はぜひチェックしてくださいね。」
IMAGES FROM THE INOUYE SOLAR TELESCOPE https://nso.edu/gallery/gallery-images-from-the-inouye