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on the runway at the New York Fashion Show [close to you <art編>]

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ドクターとしてデザイナーとしてお話を伺ってきたDr.Maaya氏。
実は去年ニューヨークコレクションでランウェイに登場なさったのです。彼女の大きな目標はパリコレ。そもそもロンドンで勉強なさったのですが、ロンドンではパリコレを成功させて、復讐というか、恨みつらみをはらしに行き、否定された私がここに帰ってきました!と披露したいと。
反骨精神を持ち、活動なさっている彼女としてはいつかそれをやりたいと思っているそうです。「ロンドン留学時は全然うまくいかなくて、自分で打開策を見つけられずに苦労していました。落ちこぼれていましたよ。そんな途中で入国拒否に会い、帰ってくるはめに・・」だから絶対に成功してやる!という気持ちがなおさら強く芽生えたと
おっしゃっていました。
本当の目標は?パリコレに行き、作品をランウェイで見てもらい、「こういう面白い服を作っているのは誰なんだろう。あっ!!この人なんだ」となれる様に。
デザイナーとしての大きな目標はそこにあるそうです。
「2019年にバンクーバーでファッションショーをやった時に感じたのですが、SNSのこの時代、英語での拡散力が圧倒的に違うと感じました。
エディターの方とかインフルエンサーの方とか世界中に発信してくれて、世界各国からオファーが来るんですよ。」
実は今年、パリコレを狙っていこうかな?と爆弾発言が。。。ファッション業界も奥が深く、真の意味でのパリコレに出るというところまでいかないかもしれないけれど、まずでパリでファッションショーをやるというのは今年中にやりたいと思っていると。世界中からオファーはもらうので、そういう意味ではラッキーな方かななんて。
「ロンドンから帰ってきて去年で10年経ったんです。10年目くらいで日本のどこかでファッションショーをやるというのが目標だったんですね。
Dr.Maayaのブランドを2013年に設立し、6年目くらいでバンクーバー。だからすごく早かったと思います。」
とにかく何度もお話を伺ってきたのですが、まさに有言実行の人という事をあらためて感じました。
一番気になったニューヨークでのランウェイの感想・・・「何が違うってニューヨークファッションウィークを世界中から見に来る方がたくさんいらして、
会場も関係者プラス一般の方含め満杯で立ち見状態。多分注目度も高いと思うんです。結論はとても評判がよかったです。
最後ランウェイが終わった後、あなたの作品は華やかでカラフルですごく良かったわと言って下さったんです。」
通常はデザイナーは少しだけ顔を出すだけなのですが、彼女はランウエィに出て、さらに踊ってしまう。出品作品は12点。テーマはガーメントオンガーメント。
洋服の上に洋服がのっている。普通の服の上にいっぱい服が付いている感じ。クローゼットをイメージした様子、床に洋服が積もり積もっている様子等を表現したり。
ただ、それが伝わっていたかどうか・・それは課題。彼女的には表現したいものは全て落とし込んだと思っているとおっしゃっていました。
「エントリーもまだしていないけれど、もし出ることができるなら9月の終わり目指して頑張ろうかな?テーマはまだ非公表。これから最終調整してと言った感じです。
でも出来上がるまでは本当に戦争で、本当に戦いで、苦しい日々になるんですけどね。」パリコレまで半年ほど。まだまだ目が離せない日々が続きそうです。
※写真の一部は、折居麻綾氏からお借りしました。

2023.0322 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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5月8日から現在の感染症の2類相当から5類になることが閣議決定され、また、3月13日からはマスクは原則外ではしなくても良い等々色々covid19に関することが変化する中で、私たちはどうするのが良いのか?伺ってみました。「外をあまり人が歩いていないところでマスクをして歩くというのは必要ないと思います。医療者が考えるマスクの重要性があり、やはり人混みやスーパー等原則はまだなかなかマスクを外せないのかな?と思います。」
これから自分の判断でマスクを外すということになると思うのですが、病院やクリニック、介護施設等は原則マスクをつけるのが必要かなとおっしゃっていました。
そう考えると私たちの生活もそんなに急に変わる感じがしません。「この3年間の皆さんの努力がありますから、そうそう変わらないかなと思います。ただ、少しずつ緩和していかなければならないというか、緩くしていく方向にはありますね。3月10日現在新型コロナウイルス感染症の数も減っていますし、当初懸念されたインフルエンザとの同時流行も一気に広がるということなく沈静化した事もあるので、マスクの効果もあったのかな?と思います。」ただ、一方で子供の学校生活においてずっとマスクを
つけての3年間、顔を見ながら勉強したり、学校生活をともに過ごすことができなかったというのは可哀想だと誰しもが思われていることと思います。
さて、5類に移行した後で何が変わるのでしょう?2類と5類では完全に考え方が違い、2類は本当に閉じ込めなければその感染症が拡がることによって人命が失われていく
とか、社会的に麻痺が起こってしまうことが推定される時に出されるもの。また、5類というのはインフルエンザウイルスと一緒なので、普段気をつけていれば
かからない。気をつけていないと感染を広めてしまうという感じ。「一番最初の豪華客船の時のように、わけがわからないものが流行ったというところから比べると、
だいぶ新型コロナウイルスもオミクロン株になって色々と変異が出てきているとは言われているのですが、だんだん弱くなってきている印象がありますね。確かに感染力はそれなりにあるのですが、重症化してデルタ株の時のように肺炎になってすぐ命が危ないというようなものからはだいぶ変わってきた感じですね。社会全体が免疫がついてきたというのもあるのかな。対処法があるということで5類になるということなのでしょう。」
さらに杉元氏がお聞きになった聖マリアンナ医科大学の國島広之教授の講演ではワクチンの効果、オミクロン株対応の2価ワクチンはかなり効果があり、感染抑制には
つながっていると実際データとしては出ているというお話があったそう。「僕らもオミクロン株のワクチンを打っている人と打っていない人だと、打っている人の方が
かなり軽く、軽いので逆に見つけにくいというのもあるのですが、でも軽くすんでいるケースが多いように思います。」さらにワクチンの効果は3ヶ月ほどと。
今後はそのワクチンを65歳以上の方にとか、基礎疾患がある方にとか・・という話が出てくることになるのでしょう。
「皆さんがノーマスクで歩けるようになるまでには、ワクチンは必要な人には届けなければならないと思います。ただ、全員がやらなければという事ではないと思います。3年前から比べると新型コロナウイルスが全くわからない状態、怖れていた状況からは改善してきていると思いますが、マスク外してok、イコール何でもすぐフリーだと
いうことにはならないと思います。今しばらくゆっくり緩和していくようにしていただければと思います。」