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リバースカルチャーショック(Chris Knoepfler編) [varied experts]

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Chris氏が3月にアメリカミネソタに約3年ぶりに10日間ほど帰って感じたアメリカのこと、日本のことについてお話ししていただきました。
「食べ物が美味しかったです」クラフトビールの数の多さにも感動。酒屋さんに行き、何百というクラフトビールにワクワク。全国から海外からのクラフトビールがまるでスーパーマーケットみたいに並んでいたそうです。Chris氏はクラフトビールが大好きなんですね。以前にもお話ししてくださっていました。そしてビールにあう
バッファローウィング。鶏肉の手羽を素揚げにし、辛味の強い赤いソースをまぶしたアメリカ合衆国の料理。ニューヨーク州のバッファロー発祥だそうです。
「マスクをしている人がいない」1人くらいは・・・と思ったそうですが、滞在中マスクをつけている人にも全く会わなかったと。
空港にもショッピングモールにもいなかったそう。
「とにかくアメリカ人はフレンドリー」どこに行っても話しかけられる。入国検査員からも色々と話しかけられ、もちろん入国とは関係のない話ばかりだったそうです。
検査員の前職のことや、挙句の果てにはスマホを出して写真等も見せてくれたとか。さらにホテルのプールでであった男性には、自身の肩の話に始まり、
家の写真を見せられ、個人情報が・・・。自分のことをたくさん話すそうで、オープンすぎて・・と戸惑ったとおっしゃっていました。
「どこでもチップ」日本人にとって一番馴染みのない世界かもしれません。このチップ、ファストフードのタッチ画面でもそこにチップの値が出てくるそうです。
もちろんいくつかの価格とチップをあげないというセレクトはできるそうです。レストランの現在の相場は価格の20%がチップの値。以前は15%だったのに
高くなっていると感じたそうです。
「日本は綺麗」道路が綺麗。ゴミが少ないと感じた日本。アメリカのスーパーでは関係のない売り場にどうしてこんなものがあるの?という事があるそう。
買うつもりでカートに入れて、やっぱりいらないと思ったら、その場に置いていく。。。日本では考えられない事があるそうです。
「リバースカルチャーショックという言葉があるのですが、まさしくそんな感じ。海外生活を終えて自分の慣れ親しんだ環境(文化圏や国)に戻ってきた者が経験する、
自分の文化への再適応に伴い感じてしまう驚きや戸惑いのことをいうそうです。

2023.0324 O.A 「オーストラリアのタトゥー文化」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

スポーツの国際大会等を見ていると選手のタトゥーが目につくことがあります。
私個人的にはサッカーの試合でそれを感じたのですが、オーストラリアではどうなのでしょう?
文化の違いがあるからかな?と思いつつも気になったのでお聞きしました。
夏は肌を露出する機会が多いので目に尽くそうで、やはりオーストラリアはタトゥーを入れている人が多いそうです。男女比もだいたい同じくらい。
ただ、男性が大きなサイズが多く、女性は足首や手首や首の後ろあたりにハートやお花等を入れる小さなサイズのものが多い感じ。
だから男性の方が目立つのかもしれませんね。彼自身もスーパーや駅などでも確かに数人は必ずといって良いほど見かけると。
政府の統計でも1998年には10人に1人の割合だったのに対し、2019年では7人に1人の割合になっているそうで、増えているのは事実の様です。
最初は一つだけでもだんだんやっているうちに増える人が多いそう。一つだけ入れている人はタトゥーを入れている人の半分くらい。2〜3個入れる人が2割ほど。
そして5個以上入れている人は1割ほどとのこと。
若い人たちは軽い気持ちでファッションとして、あるいは成人の記念として始める人が多いそうです。タトゥーを入れて良いのは基本的には18歳以上。
州による違いはあるそうですが、あくまでティーンネージャー(13歳以上)の場合、親の許可があれば入れて良いそうですが、12歳以下はダメのようです。
タトゥーには親の名前や恋人の名前を入れる人も結構いらっしゃるそうですが。恋人の場合はわかれてしまったらどうするのでしょうね・・・
もちろん中にはタトゥーを入れたことを後悔している人もいらっしゃるのは事実の様です。そこで、レーザークリニックで除去する人も。。。
ちなみにタトゥーは小さいもので日本円にして4500円〜13000円くらい。サイズが大きくなればもっと高くなるそう。
「僕は20年前と比べても明らかにタトゥーを入れている人は増えているというのは実感として感じますね。子供の学校の女性の先生がタトゥーを入れていてびっくり。
日本では考えられないですものね。そこにはやはり文化の違いもあるのでしょうね。」
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
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