SSブログ

釧路満喫!!(久保田 裕之編) [varied experts]

ve0405久保田部長.jpg
JRの冬の湿原号に乗車していらしたとのこと。「生まれて初めてのSLは、ゆったりとした速度で釧路湿原などを走り、景観を堪能できて大変すばらしいものでした。車窓からタンチョウやエゾシカが見えると乗客は声を上げて楽しんでいましたよ。」と。湿原号は現在道内で走る唯一のSL。毎年1月から3月までの期間限定で釧路-標茶間を往復します。車齢は今年で84歳。貨物列車として各地を走った後に引退し、一度は標茶の公園で展示保存されていましたが、再び現役で走ることになったそうです。故障が多く、部品がないこともありJR職員の絶え間ない管理・修理の努力で今も現役で活躍しているそうで、そんな説明が車内アナウンスで流れていたとおっしゃっていました。「そういうドラマ性が、旅をより楽しいものにしてくれるのだなと思いました。」さらに、標茶駅に到着後、車輪回りの氷を落としたり、給水したりする作業も間近で見ることができたと楽しそうに教えてくださいました。駅には列車の回転台がないため、客車の前にあった機関車を切り離し、後ろ側の釧路方向に連結し直す作業も迫力があったと。「私は鉄道ファンではないのですが、1時間ほどの作業に時間を忘れて見入ってしまいました。」ただ、少し残念なところもあったそうです。途中の塘路駅に着くと観光バスが横付けされていて、多くの外国人観光客が列車を降りてバスに乗り込んで行ったそう。湿原号は全席指定のため、途中で客が降りると、その先はずっと空席になってしまいます。湿原号は人気のSLで、週末はほぼ満席の予約が入るといいますが、乗りたい人がいるのに何だかとてももったいない感じがしたとおっしゃっていました。
そして、阿寒湖にワカサギ釣りに行ってきたそうです。東京にいるお子様と一緒に。何か釧路らしいことをしたいということで、人生初の氷上ワカサギ釣りに挑戦なさったそう。なんと1投目からいきなり3匹かかって親子で大騒ぎなさったとか。結局、2時間かけ2人で20匹以上を釣り上げ、その場で天ぷらにして食べたそうです。「東京では日ごろ見ることのできない阿寒湖の雄大な自然を楽しめたのも貴重な経験になったはずです。」と。。。ワカサギ釣り、実はお子様が釧路に来る前にインターネットで<釧路 アクティビティ>と検索したら出てきて知ったのだとか。今回は<釧路に来る>という大目的があって、その上で釧路で何ができるかを探して見つけたのですが、逆に<これができるから釧路に来る>という順番になれば、より多くの人を呼び込み素晴らしい体験をしてもらうことができるのだろうなと思ったと久保田氏。テレビの旅番組やSNS等で、釧路の良さをまだ知らない全国の人にもっと情報を発信して、<それがあるから釧路に行きたい>という人を増やせたら良いと感じたとおっしゃっていました。「来れば必ず楽しんでもらえますから。」

Facebook コメント